2025年5月期 第3四半期決算短信の要約
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アウンコンサルティング株式会社の2025年5月期第3四半期決算では、売上高が前年同期比38.0％減の2.07億円となり、営業損失4,192.6万円を計上しました。経営のスリム化を図るも本格的な回復には至らず、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在しています。
主な事業セグメント
アウンコンサルティング株式会社は、マーケティング事業を主な事業セグメントとしています。グローバルBtoB企業向けのアウトバウンドマーケティングや訪日旅行者向けのインバウンドマーケティングを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は2.07億円（前年同期比38.0％減）となりました。営業損失は4,192.6万円（前年同期は6,245.4万円の損失）と赤字幅は縮小しましたが、依然として損失が続いています。経常損失は2,822万円（前年同期は3,804.5万円の損失）、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,879.1万円（前年同期は3,312.6万円の損失）となりました。連結子会社2社の解散・清算により経営のスリム化を図りましたが、本格的な売上・利益の拡大には至っていません。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比16.8％減の7.93億円となりました。主な要因は現金及び預金の減少です。負債は前連結会計年度末比26.8％減の3.66億円となり、主に買掛金が減少しました。純資産は前連結会計年度末比5.9％減の4.27億円となり、主に利益剰余金が減少しました。自己資本比率は53.9％と前連結会計年度末の47.6％から改善しています。
キャッシュフローの変化
四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末から13.3％減少し4.39億円となっています。減価償却費は98.2万円（前年同期は124.6万円）でした。資金面では当面の運転資金および投資資金を十分賄える状況であると判断されています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期の連結業績予想については、現段階では合理的な予想の算出が困難であるため未定とされています。今後、業績への影響を慎重に見極め、合理的な予想の開示が可能となった時点で速やかに公表される予定です。
株主還元
2025年5月期の配当予想は、第2四半期末および期末ともに1株当たり0円となっています。前期（2024年5月期）も年間配当金は0円でした。
注意事項
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