2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社エヌアイデイの2025年3月期第3四半期決算は、全セグメントで増収増益を達成し、売上高180.7億円(前年同期比12.3%増)、営業利益23.89億円(同21.5%増)と大幅な成長を遂げました。主力のシステム開発事業が牽引し、自己資本比率も76.4%に上昇、財務基盤の強化が進んでいます。通期予想は据え置かれていますが、第3四半期までの好調な実績を踏まえると、上振れの可能性も考えられます。
主な事業セグメント
株式会社エヌアイデイの主な事業セグメントは、システム開発事業、システムマネジメント事業、その他(データソリューション事業、プロダクト事業、人材派遣事業)です。これらのセグメントを通じて、顧客の多様なニーズに対応するITサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期第3四半期の連結業績は、売上高180.7億円(前年同期比12.3%増)、営業利益23.89億円(同21.5%増)、経常利益26.76億円(同21.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益17.69億円(同20.8%増)と大幅な増収増益となりました。主力のシステム開発事業が金融・保険、公共・社会インフラ、カーエレクトロニクス分野で伸長し、全セグメントで増収増益を達成しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比4.6%増の274.25億円となりました。主な変動は、現金及び預金の増加(11.9%増)、売掛金の減少(20.6%減)、仕掛品の増加(177.2%増)です。負債は前期末比0.8%減の64.66億円、純資産は前期末比6.3%増の209.59億円となり、自己資本比率は76.4%(前期末75.1%)に上昇しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の開示はありませんが、現金及び預金が前期末比16.86億円増加し158.78億円となっています。これは主に営業活動による収入の増加によるものと推測されます。投資活動では投資有価証券が4.11億円減少、財務活動では短期借入金が3.6億円増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高240億円(前期比6.3%増)、営業利益29億円(同3.2%増)、経常利益31.7億円(同1.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益21.8億円(同3.4%増)を見込んでいます。第3四半期までの実績が好調なため、通期予想は据え置かれています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は28円(前期27円)を予定しています。配当予想に変更はありません。
注意事項
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