2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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はじめにお読みください
2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比7.5%増の47億円と増収を達成した一方、費用増加と収益性向上施策の遅れにより、営業利益は3.4%減の2億円、最終利益は7.4%減の1億円と減益となりました。通期予想は据え置かれており、増益達成に向けた後半の巻き返しが注目されます。
主な事業セグメント
株式会社クエストは情報サービス産業に属し、単一セグメントで事業を展開しています。IT運用保守のアウトソーシングや生成AI活用支援サービス「AI Studio」の提供、セキュリティ分野のサービス拡充など、企業のDX推進を支援するソリューションを手がけています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期の売上高は前年同期比7.5%増の47億円となりました。製造分野顧客向けIT運用保守のアウトソーシング拡大や公共・社会分野での新規案件受注が寄与しました。一方、利益面では従業員処遇改善や採用強化による費用増加に加え、収益性向上施策の効果発現に時間を要したことから、営業利益は3.4%減の2億円、経常利益は4.7%減の2億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は7.4%減の1億円と、いずれも前年同期を下回りました。売上成長と利益成長が連動していない点が懸念材料です。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比2.4%減の101億円となりました。現金及び預金が前期末比9.9%減少した一方、賞与引当金が前期末比52.7%減少し、未払法人税等も前期末比86.3%減少しています。自己資本比率は72.3%と前期末の72.0%からほぼ横ばいで、財務健全性は維持されています。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。なお、減価償却費は1,300万円、顧客関連資産償却費は1,000万円、のれん償却額は2,800万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想は修正なく据え置かれています。売上高は前期比2.8%増の183億円、営業利益は15.4%増の13億円、経常利益は11.5%増の13億円、親会社株主に帰属する当期純利益は6.9%増の9億円が見込まれています。第1四半期時点では利益が前年同期を下回っているものの、通期では増益を目指す計画です。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり61円(期末一括)が予定されており、前期実績の58円から3円の増配となる見通しです。中間配当は0円の予定で、配当予想に変更はありません。
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