2025年12月期 第1四半期決算短信の要約
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株式会社エプコの2025年12月期第1四半期は、売上高が14.93億円(前年同期比10.3％増)と増収となりましたが、営業利益5,500万円(同19.8％減)、経常利益3,200万円(同23.4％減)と減益となりました。再エネサービスセグメントの成長が見られる一方、新規事業展開に向けた費用増加が利益を圧迫しています。通期予想は据え置かれており、下期での業績回復が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社エプコは、再エネサービス、メンテナンスサービス、設計サービスの3つの主要セグメントで事業を展開しています。再エネサービスでは太陽光発電や蓄電池関連、メンテナンスサービスでは設備保守、設計サービスでは住宅設計や太陽光関連システム開発を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の売上高は14.93億円(前年同期比10.3％増)となりました。一方、営業利益は5,500万円(同19.8％減)、経常利益は3,200万円(同23.4％減)と減益となりました。これは主に、再エネサービスセグメントでの増収があったものの、メンテナンスサービスセグメントでの減収や、新規事業展開に向けた人員増強・広告宣伝費用の増加が影響しています。親会社株主に帰属する四半期純利益は5,200万円(同183.2％増)と大幅増益となりましたが、これは投資有価証券売却益6,200万円の計上によるものです。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比3.3％減の56.32億円となりました。主な変動として、現金及び預金が4.67億円減少し、長期貸付金が2.8億円増加しました。負債合計は3.2％増の12.14億円、純資産合計は4.9％減の44.17億円となりました。自己資本比率は78.4％と、前期末の79.8％から若干低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金の残高は前期末比4.67億円減少し17.06億円となっています。これは主に、長期貸付金の増加2.8億円や配当金の支払い1.6億円によるものと推測されます。また、減価償却費は2,700万円（前年同期は3,100万円）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想に変更はありません。売上高61.13億円(前期比9.0％増)、営業利益2.98億円(同10.8％減)、経常利益4.62億円(同4.9％増)、親会社株主に帰属する当期純利益4.55億円(同39.2％増)を見込んでいます。第2四半期累計期間では、売上高28.3億円(前年同期比1.3％増)、営業利益5,700万円(同66.5％減)を予想しており、上期は減益傾向が続く見通しです。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、中間配当14円、期末配当18円の年間32円で、前期と同額を維持する予定です。
注意事項
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