2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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丸大食品株式会社の第3四半期決算は、売上高が1,818億2,500万円（前年同期比3.4%増）、営業利益が50億7,600万円（同57.7%増）と増収増益となりました。特に加工食品事業が好調で、セグメント利益が88.2%増加しています。一方で、食肉事業のセグメント利益は36.5%減少しており、事業間で業績に差が見られます。
主な事業セグメント
丸大食品株式会社の主な事業セグメントは、加工食品事業と食肉事業です。加工食品事業はハム・ソーセージ部門と調理加工食品部門に分かれており、食肉事業は牛肉・豚肉の販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比3.4%増の1,818億2,500万円となりました。営業利益は57.7%増の50億7,600万円、経常利益は53.1%増の54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は136.1%増の57億5,000万円と大幅に増加しました。加工食品事業の売上高は3.8%増、セグメント利益は88.2%増と好調でした。一方、食肉事業の売上高は2.6%増でしたが、セグメント利益は36.5%減少しました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比9.8%増の1,337億7,500万円となりました。主な増加要因は、受取手形及び売掛金の61億5,100万円増、原材料及び貯蔵品の28億6,200万円増、商品及び製品の20億9,600万円増です。負債は12.0%増の661億6,900万円、純資産は7.7%増の676億600万円となりました。自己資本比率は1.0ポイント低下し49.9%となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは10億2,600万円の増加となりましたが、前年同期比36億3,100万円減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは14億7,800万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは1億3,800万円の減少となりました。結果として、現金及び現金同等物の四半期末残高は前連結会計年度末から5億9,000万円減少し、90億7,700万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想については、2024年11月8日に公表した見通しから変更はありません。売上高は前期比3.1%増の2,360億円、営業利益は44.3%増の45億円、経常利益は34.6%増の49億円、親会社株主に帰属する当期純利益は47億円を見込んでいます。
株主還元
配当金については、次期配当予想として1株当たり50円が予定されています。これは前期の20円から大幅に増加しており、株主還元の強化が図られています。
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