2025年12月期第１四半期決算短信の要約
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六甲バター株式会社の2025年12月期第1四半期は、チーズ製品の販売減少や原価高により減収減益となりました。売上高は96億3,800万円（前年同期比93.4%）、営業利益は4千300万円（同9.9%）に留まり、経常損失6千300万円、四半期純損失5千万円を計上。通期予想は据え置きですが、今後の業績回復が注目されます。
主な事業セグメント
六甲バター株式会社は、チーズ製品を主力とする食品製造・販売業を展開しています。主要セグメントはチーズ部門、ナッツ部門、その他部門で構成されており、チーズ製品の製造・販売が中心的な事業となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期第1四半期の経営成績は、売上高が96億3,800万円（前年同期比93.4%）と減少しました。利益面では、営業利益が4千300万円（前年同期比9.9%）、経常損失が6千300万円（前年同期は4億9,500万円の利益）、四半期純損失が5千万円（前年同期は3億6,900万円の利益）となりました。主な要因は、チーズ製品の販売減少、為替変動や原材料価格上昇による原価高です。
貸借対照表の変化
資産合計は前事業年度末比3.4%減の496億4,600万円となりました。主な変動は、現金及び預金の8億9,000万円減少、原材料の8億5,100万円減少、売掛金の8億800万円減少です。負債合計は前事業年度末比6.5%減の192億円、純資産合計は1.3%減の304億4,600万円となりました。自己資本比率は60.0%から61.3%に上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前事業年度末から8億9,000万円減少しています。また、減価償却費は4億9,000万円（前年同期は4億9,800万円）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の業績予想は、第1四半期の業績が計画を下回っているものの、2025年4月からのチーズ製品の価格改定や為替相場の変動による原価低減効果を見込んでいるため、2025年2月10日に公表した予想数値を据え置いています。通期の売上高は435億円（前期比1.3%増）、営業利益10億円（同46.4%減）、経常利益9億円（同54.0%減）、当期純利益6億円（同42.4%減）を予想しています。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、1株当たり年間20円（前期と同額）を維持する方針です。第2四半期末の配当は0円、期末配当は20円を予定しています。
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