2024年12月期 決算短信の要約
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第一屋製パン株式会社の2024年12月期決算は、売上高が271.83億円（前期比2.8％増）と増収となり、営業利益も6.04億円（前期比1.2％増）と微増しました。固定資産売却益の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は20.55億円（前期比333.3％増）と大幅増益となりました。自己資本比率も51.0％に改善し、財務体質が強化されています。
主な事業セグメント
第一屋製パン株式会社の主な事業セグメントは、「食品事業」と「不動産事業」です。食品事業では、パン、和洋菓子、その他食品の製造販売を行っています。不動産事業では、保有する不動産の賃貸を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高が271.83億円（前期比2.8％増）、営業利益6.04億円（前期比1.2％増）、経常利益5.98億円（前期比3.1％減）、親会社株主に帰属する当期純利益20.55億円（前期比333.3％増）となりました。売上高の増加は主に食品事業の伸長によるものです。当期純利益の大幅増加は、固定資産売却益の計上が主な要因です。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比11.0％減少し157.81億円となりました。主な要因は有形固定資産の売却です。負債は前期末比32.9％減少し77.27億円となり、短期借入金の返済が主な要因です。純資産は前期末比29.7％増加し80.54億円となり、利益剰余金の増加が主な要因です。自己資本比率は51.0％と前期末の35.0％から大幅に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは9.52億円の収入（前期比92.7％増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは38.96億円の収入（前期は3.04億円の支出）となり、主に有形固定資産の売却収入によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは38.42億円の支出（前期は6.98億円の収入）となり、主に短期借入金の返済によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高291億円（前期比7.1％増）、営業利益6.6億円（前期比9.1％増）、経常利益6.3億円（前期比5.2％増）、親会社株主に帰属する当期純利益4.5億円（前期比78.1％減）を見込んでいます。食品事業では、マーケティング強化や生産性向上に取り組み、不動産事業では横浜工場跡地の賃料収入が寄与する見通しです。
株主還元
2024年12月期の配当は、1株当たり年間配当金0円となりました。2025年12月期の配当予想も、1株当たり年間配当金0円となっています。
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