2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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江崎グリコ株式会社の2025年12月期第1四半期は、売上高773.39億円（前年同期比2.1%減）、営業利益26.28億円（同63.8%減）と減収減益となりました。主力事業での売上減少や原価率上昇が影響しましたが、海外事業は増収増益を維持しています。通期予想は据え置かれ、増配も予定されています。
主な事業セグメント
江崎グリコ株式会社の主な事業セグメントは、健康・食品事業、乳業事業、栄養菓子事業、食品原料事業、国内その他事業、海外事業です。各セグメントで様々な食品や菓子類を製造・販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の売上高は773.39億円で、前年同期比2.1%減となりました。営業利益は26.28億円で63.8%減、経常利益は36.58億円で51.6%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は24.53億円で52.1%減となりました。減収減益の主な要因は、健康・食品事業、乳業事業、栄養菓子事業での売上減少と、売上原価率の上昇、販売費及び一般管理費の増加です。
貸借対照表の変化
総資産は3,571.96億円で前期末比5.4%減少しました。主な要因は現金及び預金、受取手形及び売掛金の減少です。負債は912.14億円で13.3%減少し、主に支払手形及び買掛金、未払費用の減少によるものです。純資産は2,659.82億円で2.4%減少しました。自己資本比率は74.3%で、前期末比2.3ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、現金及び預金が前期末から66.14億円減少し536.29億円となっています。これは主に営業活動や投資活動によるキャッシュフローの変化を反映していると考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高3,700億円（前期比11.7%増）、営業利益180億円（同62.7%増）、経常利益195億円（同46.1%増）、親会社株主に帰属する当期純利益120億円（同47.9%増）を見込んでいます。第1四半期の実績は厳しい結果となりましたが、通期予想は変更されていません。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、中間配当45円、期末配当50円の年間95円となっています。前期の実績は年間90円でしたので、5円の増配が予定されています。
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