2025年12月期 第1四半期決算短信の要約
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クックパッド株式会社の2025年12月期第1四半期は、売上収益13.72億円(前年同期比10.8%減)、営業利益8,900万円(同59.5%減)と減収減益となりました。プレミアムサービス会員の減少が主因ですが、コスト削減も進んでいます。自己株式取得を決議し、株主還元にも注力しています。
主な事業セグメント
クックパッド株式会社は、料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」を世界67カ国、26言語で展開しています。また、生鮮食品ECサービス「クックパッドマート」や料理のパーソナルコーチングサービス「moment」などの事業開発も進めています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期第1四半期の売上収益は13.72億円(前年同期比10.8%減)となりました。これは主にレシピサービスのプレミアムサービス会員の減少によるものです。営業利益は8,900万円(前年同期比59.5%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1.11億円(前年同期比71.6%減)と大幅に減少しました。一方で、販売費及び一般管理費は12.64億円(前年同期比3.6%減)となり、全社的な効率化によるコスト削減が進んでいます。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比0.2%減の149.87億円となりました。流動資産は0.6%増加し134.17億円、非流動資産は6.6%減少し15.7億円となりました。負債合計は1.8%減少し13.73億円、資本合計は0.04%減少し136.14億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は90.8%と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費及び償却費は6,659.2万円(前年同期比20.7%減)となっています。現金及び現金同等物は前連結会計年度末から0.5%増加し121.38億円となっており、手元流動性は高い水準を維持しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想については、投資の時期や金額の規模が事業環境の変化に応じて機動的に判断されるため、合理的に算定することが困難であるとして開示されていません。会社は「毎日の料理を楽しみにする」サービスの提供に向けて積極的な投資を継続する方針を示しています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年3月27日の取締役会で自己株式の取得(上限20,000,000株、20億円)と消却を決議しており、株主還元に積極的な姿勢が見られます。
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