2025年7月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社Liberawareの当第３四半期累計期間の売上高は9.8億円（前年同期比60.8％増）と大幅に増加しましたが、SBIR制度による研究開発費13.95億円の計上により、四半期純損失は13.23億円となりました。債務超過に陥っており、財務状況の改善が急務となっています。
主な事業セグメント
株式会社Liberawareは、ドローン・ロボットやデータ処理・解析技術を活用し、産業インフラの保守・点検領域における安全性・効率性・持続可能性の向上を支援するソリューションを提供しています。特に屋内の狭小空間におけるインフラ・設備点検に強みを持っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の売上高は9.8億円（前年同期比60.8％増）と大幅に増加しました。しかし、SBIR制度による研究開発費13.95億円の計上により、営業損失14.55億円（前年同期は2.83億円の損失）、四半期純損失13.24億円（前年同期は2.63億円の損失）と損失が拡大しました。売上高は増加したものの、研究開発投資により赤字幅が拡大しています。
貸借対照表の変化
総資産は9.98億円（前期末比34.2％減）となりました。主な要因は現金及び預金の8.97億円減少です。負債は14.43億円（前期末比121.4％増）と大幅に増加し、主に短期借入金の9億円増加によるものです。純資産は△4.44億円となり、債務超過に陥りました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比8.97億円減少し1.65億円となっています。一方で短期借入金が9億円増加しており、資金繰りが厳しい状況が推察されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年7月期通期の業績予想は、売上高13億円（前期比59.4％増）、営業損失17.99億円、経常利益5,300万円、当期純利益5,000万円を見込んでいます。売上高の大幅増加を予想する一方で、営業損失の継続を見込んでいます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、業績予想の1株当たり配当金は0円となっており、無配の予定です。
注意事項
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