2025年６月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社オープンアップグループの当第3四半期連結累計期間は、主要セグメントの成長により増収増益となりました。売上収益は1,468.06億円(前年同期比15.9%増)、営業利益は129.09億円(同10.8%増)と二桁成長を達成。一方で、海外子会社の売却や非継続事業の影響もあり、事業構造の変革期にあることが伺えます。
主な事業セグメント
株式会社オープンアップグループは、主に製造業の技術開発部門及び国内の建設業の顧客を対象とした人材サービス及び業務の請負・受託等のトータルサービスを国内外にて展開しています。主な事業セグメントは、機電・IT領域、建設領域、海外領域です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上収益は1,468.06億円(前年同期比15.9%増)となりました。この増収は主に、機電・IT領域及び建設領域で稼働人数が伸長し、為替影響等で海外領域の売上が増加したことによります。利益面では、事業利益は123.13億円(前年同期比11.3%増)、営業利益は129.09億円(前年同期比10.8%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は87.35億円(前年同期比6.3%増)となりました。
貸借対照表の変化
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて29.92億円減少(2.6%減)し、1,135.73億円となりました。主な変動項目は、現金及び現金同等物の減少69.74億円、営業債権及びその他の債権の減少43.81億円、繰延税金資産の増加6.73億円及びのれんの増加70.8億円等です。負債は46.41億円減少(10.7%減)し、385.77億円となりました。資本は16.48億円増加(2.2%増)し、749.96億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、65.79億円の収入(前年同期は127.33億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、52.19億円の支出(前年同期は3.47億円の収入)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、82.66億円の支出(前年同期は82.37億円の支出)となりました。これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ69.74億円減少し、145.31億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
連結業績予想につきましては、2025年2月27日に公表した予想値に変更はありません。通期の売上収益は1,850億円(前期比6.8%増)、営業利益は155億円(前期比8.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は110億円(前期比6.5%減)を見込んでいます。
株主還元
当第3四半期末の配当金は未定ですが、2025年6月期の年間配当金は1株当たり75円(前期比10円増)を予定しています。
注意事項
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