2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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幼児活動研究会株式会社の当第3四半期累計期間は、売上高が51.96億円（前年同期比1.5％増）と微増したものの、経常利益8.48億円（同14.4％減）、四半期純利益5.97億円（同14.6％減）と減益となりました。幼児体育指導関連事業の人件費増加が影響しましたが、コンサルティング関連事業は好調でした。通期業績予想は前回発表から変更なく、増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
幼児体育指導関連事業とコンサルティング関連事業の2つのセグメントで構成されています。幼児体育指導関連事業では、正課体育指導、課外体育指導、イベント企画などを行っています。コンサルティング関連事業では、幼児教育関連のコンサルティングサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期累計期間の売上高は51.96億円（前年同期比1.5％増）となりました。一方、経常利益は8.48億円（前年同期比14.4％減）、四半期純利益は5.97億円（前年同期比14.6％減）と減益となりました。幼児体育指導関連事業では、障がい児向けの療育事業が好調で売上高は増加しましたが、人件費の増加によりセグメント利益は減少しました。コンサルティング関連事業では、個別研修に注力した結果、売上高・セグメント利益ともに増加しました。
貸借対照表の変化
総資産は131.33億円（前期末比3.0％増）となりました。主な変動として、投資有価証券が5.24億円増加し、現金及び預金が1.46億円減少しました。負債は30.27億円（前期末比4.0％減）となり、主に未払法人税等が1.54億円、賞与引当金が1.03億円減少しました。純資産は101.05億円（前期末比5.3％増）となり、利益剰余金が3.48億円、その他有価証券評価差額金が1.55億円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4.18億円の収入（前年同期比44.1％増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは3.17億円の支出（前年同期は4,200万円の収入）となり、主に投資有価証券の取得による支出3億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2.48億円の支出（前年同期比4.6％増）となり、主に配当金の支払いによるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高72億円（前期比3.6％増）、営業利益13.5億円（同1.0％増）、経常利益14億円（同0.9％増）、当期純利益9.75億円（同1.0％増）を見込んでいます。これは2024年5月13日に公表した数値から変更はありません。
株主還元
2024年3月期の1株当たり配当金は23円でした。2025年3月期の1株当たり配当金予想も23円と据え置かれています。
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