2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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クルーズ株式会社の当第３四半期連結累計期間は、ITアウトソーシング事業が好調で売上高は109.57億円(前年同期比2.3%増)となりましたが、GameFi事業の不振により10.13億円の営業損失を計上しました。今後はITアウトソーシング事業に経営資源を集中し、業績回復を目指す方針です。
主な事業セグメント
クルーズ株式会社の主な事業セグメントは、ITアウトソーシング事業、EC事業、メディア事業、GameFi事業です。ITアウトソーシング事業はシステムエンジニアリング事業を中心とした人材×IT領域を対象としています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の経営成績は、売上高109.57億円(前年同期比2.3%増)となりましたが、営業損失10.13億円、経常損失8.65億円、親会社株主に帰属する四半期純損失4.92億円を計上しました。ITアウトソーシング事業は売上高32.5億円(前年同期比54.4%増)と好調でしたが、GameFi事業の不振が全体業績に影響しました。
貸借対照表の変化
資産は310.31億円(前期末比39.47億円増)となりました。主な要因は投資不動産の増加67.18億円です。負債は212.73億円(前期末比49.97億円増)で、長期借入金の増加60.63億円が主因です。純資産は97.58億円(前期末比10.5億円減)となり、自己資本比率は31.0%に低下しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が22.67億円減少しています。一方で、投資不動産が67.18億円増加し、長期借入金が60.63億円増加しています。これらから、投資活動によるキャッシュ・フローの大幅な支出と、それを補うための財務活動によるキャッシュ・フローの増加が推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想については、事業環境の変化が大きく、新規性の高い事業や新たなビジネスに積極的に取り組んでいることから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、開示を見合わせています。今後の事業環境や事業進捗の動向を踏まえ、合理的な算定が可能と判断した場合には速やかに開示する予定です。
株主還元
2025年3月期の配当予想は、期末配当金を1株当たり0円としています。前期の配当実績も年間0円でした。
注意事項
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