2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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三晃金属工業の2025年3月期第3四半期決算は、売上高330.96億円（前年同期比6.5%増）、営業利益28.62億円（同13.1%増）と増収増益となりました。完成工事高の増加が業績を牽引し、繰越受注高も315.92億円と高水準を維持。通期予想も上方修正され、増配も予定されています。
主な事業セグメント
三晃金属工業株式会社の主な事業セグメントは、屋根事業と建材事業です。屋根事業には長尺屋根、ハイタフ、R-T、塗装、ソーラーなどが含まれ、建材事業は住宅建材を扱っています。また、売電事業も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期第3四半期の業績は、売上高が前年同期比6.5%増の330.96億円となりました。営業利益は13.1%増の28.62億円、経常利益は14.2%増の28.88億円、四半期純利益は14.6%増の19.78億円と、増収増益となりました。完成工事高が8.5%増加し283.43億円となった一方、製品売上高は3.9%減少し46.91億円となりました。受注高は6.3%減少しましたが、繰越受注高は5.2%増加し315.92億円と高水準を維持しています。
貸借対照表の変化
総資産は前事業年度末比5.1%増加し421.99億円となりました。主な要因は受取手形・完成工事未収入金等及び契約資産、未成工事支出金、材料貯蔵品の増加です。負債は5.5%増加し160.28億円となり、主に電子記録債務の増加によるものです。純資産は4.8%増加し261.71億円となりました。自己資本比率は62.0%（前期末62.2%）とほぼ横ばいです。
キャッシュフローの変化
当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費（無形固定資産に係る償却費を含む）は4.87億円となり、前年同期の4.82億円から微増しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高450億円（前期比4.9%増）、営業利益38.7億円（同4.3%増）、経常利益39億円（同5.1%増）、当期純利益27億円（同4.1%増）と、増収増益を見込んでいます。これは直近に公表されている業績予想から修正されたものです。
株主還元
配当予想が修正され、期末配当を1株当たり350円に増配する予定です。これは前期の200円から150円の増配となります。
注意事項
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