2026年6月期決算短信の要約
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はじめにお読みください
株式会社MFSの2026年6月期は、INVASE事業の買取再販モデル転換が定着し、売上高が前期比185.0%増の83億円と急拡大しました。営業利益は前期比12.7%増の2億円、最終利益は前期比92.8%増の3億円となりましたが、売上高の急増に対し利益の伸びは限定的で、収益性の変化が注目されます。
主な事業セグメント
株式会社MFSの主な事業セグメントは、住宅ローン比較・相談サービスを提供する「モゲチェック事業」と、不動産投資サービスを提供する「INVASE事業」の2つです。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年6月期の連結業績は増収増益となりました。売上高は前期比185.0%増の83億円と大幅に拡大しましたが、これはINVASE事業が仲介モデルから買取再販モデルへ転換し、契約件数が前期比97.7%増の678件に達したことが主因です。営業利益は前期比12.7%増の2億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比92.8%増の3億円となりました。一方、売上高の急拡大に対して営業利益の伸びは限定的で、売上高営業利益率は前期の8.3%から2.7%へ低下しており、収益性の観点では注意が必要です。モゲチェック事業は減収減益となりましたが、INVASE事業が通期で営業黒字を達成し、グループ全体の業績を牽引しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比58.0%増の40億円となりました。主な要因は販売用不動産が前期末比約16倍の13億円に急増したことです。負債合計は前期末比約3.8倍の12億円に増加し、短期借入金6億円・長期借入金3億円が新たに計上されました。自己資本比率は前期末の87.7%から70.6%へ低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは10億円の支出となり、前期の1億円の収入から大きく悪化しました。主因は販売用不動産の増加(12億円の支出)です。財務活動によるキャッシュ・フローは12億円の収入となり、前期の1億円の支出から大幅に改善しました。短期借入金6億円・長期借入4億円・株式発行3億円が主な収入源です。期末現金残高は18億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年6月期の連結業績予想は、売上高が前期比23.1%増の102億円、営業利益が前期比67.0%増の4億円、経常利益が前期比71.6%増の4億円、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比19.3%増の4億円と、引き続き増収増益が見込まれています。住宅ローン需要の堅調な推移と東京都内の区分マンション価格上昇を背景に、両セグメントでの成長が期待されています。
株主還元
当期(2026年6月期)の年間配当金は0円となっており、前期同様に無配です。次期(2027年6月期)の配当予想も年間0円が予定されており、現時点では株主への配当還元は行われない方針です。
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