2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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株式会社ヤマトの2025年3月期第3四半期決算は、売上高369億6,700万円（前年同期比7.5％増）、営業利益29億6,100万円（同361.6％増）と大幅な増収増益となりました。主力の建設工事業が好調で、特に空調・衛生部門の受注が39.1％増加しています。通期予想も売上高531億3,000万円、営業利益39億2,000万円と高い成長を見込んでおり、増配も予定されています。
主な事業セグメント
株式会社ヤマトの主な事業セグメントは建設工事業と商業施設運営業です。建設工事業では、建築・土木、空調・衛生、電気・通信、水処理プラント、冷凍・冷蔵などの工事を手がけています。商業施設運営業では、道の駅まえばし赤城の運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高が前年同期比7.5％増の369億6,700万円となりました。営業利益は前年同期比361.6％増の29億6,100万円、経常利益は228.2％増の34億3,100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は630.1％増の23億3,400万円と大幅に改善しました。主力の建設工事業では、売上高が前年同期比7.6％増の366億円、セグメント利益は425.2％増の28億5,700万円となり、収益性が大きく向上しています。受注高も前年同期比19.2％増の526億500万円と好調で、特に空調・衛生部門が39.1％増と大きく伸びています。
貸借対照表の変化
当第３四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比5.0％増の555億1,400万円となりました。主に投資有価証券の時価評価増加によるものです。負債は4.4％増の162億4,200万円、純資産は5.2％増の392億7,100万円となりました。自己資本比率は70.6％と高い水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表から現金預金が前期末比24.5％増の105億2,300万円に増加していることがわかります。これは営業活動による収益の改善が寄与していると推測されます。投資活動では投資有価証券が8.9％増加しており、積極的な投資が行われています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高531億3,000万円（前期比10.0％増）、営業利益39億2,000万円（同116.8％増）、経常利益42億4,000万円（同81.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益29億4,000万円（同98.7％増）と、大幅な増収増益を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえ、この業績予想は据え置かれています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は、前期の27円から8円増配の35円を予定しています。配当性向は29.6％となる見込みです。
注意事項
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