2025年3月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社トーエネックの2025年3月期第3四半期決算は、売上高1,983億円（前年同期比8.7%増）、営業利益100億円（同1.0%増）と増収増益となりました。配電線工事や屋内線工事の好調、大型太陽光発電工事の進捗が寄与し、工事採算性の向上や政策保有株式の売却も利益を押し上げました。通期予想は売上高2,750億円（前期比8.8%増）を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社トーエネックの主な事業セグメントは、設備工事業とエネルギー事業です。設備工事業には配電線工事、地中線工事、屋内線工事、空調管工事、通信工事が含まれます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期の連結業績は、売上高が1,983億1千300万円（前年同期比8.7%増）、営業利益が100億6千300万円（同1.0%増）、経常利益が97億1千400万円（同8.0%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益が60億5千400万円（同13.0%増）となりました。配電線工事や屋内線工事、大型太陽光発電工事案件の順調な進捗により増収となり、工事採算性の向上や政策保有株式の売却などにより増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比1.5%増の3,094億6千100万円となりました。主な変動として、受取手形・完成工事未収入金等が47億1千600万円増加、未成工事支出金が20億5千100万円増加しました。負債は前連結会計年度末比3.1%増の1,791億2千400万円となり、支払手形・工事未払金等が72億1千400万円増加しました。純資産は前連結会計年度末比0.6%減の1,303億3千700万円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュ・フローはプラスと推測されます。投資活動では、建物・構築物の増加（21億8千500万円）がありました。財務活動では、短期借入金の増加（53億1千600万円）、長期借入金の減少（8億1千100万円）、自己株式の取得（6億5千600万円）などがありました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高2,750億円（前期比8.8%増）、営業利益150億円（同5.7%減）、経常利益143億円（同12.8%増）、親会社株主に帰属する当期純利益87億円（同6.9%減）を見込んでいます。売上高は増加するものの、利益面では減益を予想しています。
株主還元
配当予想については変更がありません。2024年5月30日に公表した「株式分割、株式分割に伴う定款の一部変更および配当予想の修正に関するお知らせ」の内容が維持されています。
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