2025年12月期 第1四半期決算短信の要約
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株式会社福田組の2025年12月期第1四半期は、不動産事業の減少により減収減益となりました。売上高402億円（前年同期比2.8%減）、営業利益22億円（同14.5%減）、親会社株主に帰属する四半期純利益15億円（同18.4%減）を計上。通期予想は据え置かれ、年間配当200円を維持する方針です。
主な事業セグメント
株式会社福田組の主な事業セグメントは建設事業と不動産事業です。建設事業では土木工事と建築工事を手がけており、不動産事業も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比2.8%減の402億円となりました。利益面では、工事利益率は改善したものの、不動産事業の減少が影響し、営業利益は14.5%減の22億円、経常利益は13.9%減の23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は18.4%減の15億円となりました。
貸借対照表の変化
資産は前期末比50億円増の1,478億円となりました。主な要因は工事進捗に伴う完成工事未収入金の増加です。負債は55億円増の629億円で、支払手形・工事未払金等の増加が寄与しました。純資産は4億円減の849億円となりました。自己資本比率は59.3%から57.1%に低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、現金預金が前期末の328億円から301億円に減少しています。これは工事進捗に伴う運転資金の増加や配当金の支払いなどが影響していると推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期通期の連結業績予想は、売上高1,670億円（前期比0.2%増）、営業利益60億円（同21.7%減）、経常利益63億円（同20.8%減）、親会社株主に帰属する当期純利益43億円（同19.0%減）を見込んでいます。第1四半期の業績は計画通りに推移しており、通期予想の変更はありません。
株主還元
2025年12月期の年間配当予想は1株当たり200円で、前期と同額を維持する計画です。配当性向は38.5%となる見込みです。
注意事項
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