2025年３月期決算短信の要約
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大東建託株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高1兆8,423億5,700万円(前期比6.4%増)、営業利益1,188億7,500万円(同13.4%増)と増収増益を達成しました。建設事業の完成工事高増加や不動産開発事業の拡大が寄与し、全セグメントで増収となりました。自己資本比率は38.3%に向上し、1株当たり年間配当金は714円に増配されています。
主な事業セグメント
大東建託株式会社の主な事業セグメントは、建設事業、不動産賃貸事業、不動産開発事業、金融事業です。建設事業では賃貸住宅の建設、不動産賃貸事業では一括借上による賃貸管理、不動産開発事業では投資用マンションや収益不動産の開発販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高1兆8,423億5,700万円(前期比6.4%増)、営業利益1,188億7,500万円(同13.4%増)、経常利益1,294億5,500万円(同19.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益938億5,800万円(同25.7%増)と増収増益となりました。建設事業の完成工事高増加や不動産開発事業の拡大が寄与し、全セグメントで増収、建設事業と不動産開発事業で大幅な増益を達成しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比1,427億1,300万円増加の1兆2,227億8,300万円となりました。主な増加要因は販売用不動産774億円、仕掛販売用不動産585億2,800万円の増加です。負債は前期末比810億8,100万円増加の7,553億5,000万円、純資産は前期末比616億3,200万円増加の4,674億3,300万円となりました。自己資本比率は前期末比0.7ポイント増加の38.3%となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは856億1,200万円の獲得(前期は908億7,600万円の獲得)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは465億500万円の使用(前期は131億1,400万円の使用)、財務活動によるキャッシュ・フローは458億3,900万円の使用(前期は967億8,700万円の使用)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比54億6,400万円減少の2,235億7,300万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高1兆9,700億円(前期比6.9%増)、営業利益1,250億円(同5.2%増)、経常利益1,270億円(同1.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益900億円(同4.1%減)を見込んでいます。不動産開発事業の大幅な伸長を見込む一方、不動産賃貸事業の利益減少を予想しています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり年間配当金は714円(前期比159円増)、配当性向は50.0%となる見込みです。2026年3月期は株式分割を予定しており、分割前換算で年間配当金685円、配当性向50.0%を予定しています。
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