北野建設(株)の決算情報

北野建設株式会社の主な事業セグメントは、建設事業、ゴルフ場事業、ホテル事業、広告代理店事業の4つです。建設事業が主力で、建築工事・土木工事、開発事業、太陽光発電事業を行っています。

当連結会計年度の業績は、売上高808億5,300万円（前年同期比4.8％減）、営業利益36億4,000万円（同24.2％減）、経常利益40億7,000万円（同19.8％減）、親会社株主に帰属する当期純利益33億8,100万円（同13.3％減）となりました。建設事業の売上高は前年同期比5.3％減の770億4,200万円、セグメント利益は27.1％減の31億6,700万円と減少しました。一方、ホテル事業は売上高10.6％増、セグメント利益9.1％増と好調でした。

資産は755億8,900万円（前年同期比2.9％減）となり、主に現金及び預金の減少によるものです。負債は283億6,000万円（同16.9％減）で、主に電子記録債務と未成工事受入金の減少によります。純資産は472億2,900万円（同8.1％増）となり、自己株式の減少とその他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。

営業活動によるキャッシュ・フローは61億6,900万円の減少（前年同期は19億1,700万円の増加）となりました。主な要因は、未成工事支出金等の増加25億4,500万円と仕入債務の減少43億1,400万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは8億4,900万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは12億3,500万円の減少となりました。

次期の連結業績見通しは、売上高830億円（前年同期比2.7％増）、営業利益36億円（同1.1％減）、経常利益40億円（同1.7％減）、親会社株主に帰属する当期純利益25億円（同26.1％減）を予想しています。人財の確保と育成、DXへの取り組みを積極的に進める方針です。

当連結会計年度の期末配当金は1株当たり110円を予定しています。次期の期末配当金も1株当たり110円を予定しており、安定した配当を継続する方針です。