2025年３月期 決算短信の要約
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佐田建設株式会社の2025年3月期決算は、売上高322億6,400万円(前期比23.7%増)、営業利益9億6,000万円(同379.0%増)と大幅な増収増益となりました。受注高も385億600万円(同7.8%増)と伸長し、繰越高も298億7,900万円(同26.4%増)と拡大しています。次期も増収増益を見込んでおり、堅調な業績が続く見通しです。
主な事業セグメント
佐田建設株式会社の主な事業セグメントは、土木関連、建築関連、兼業事業の3つです。土木関連は土木工事全般、建築関連は建築工事全般、兼業事業はアスファルト合材の販売などを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は前期比23.7%増の322億6,400万円となりました。営業利益は379.0%増の9億6,000万円、経常利益は361.2%増の9億6,800万円、親会社株主に帰属する当期純利益は714.8%増の6億1,100万円と大幅な増益となりました。受注高は前期比7.8%増の385億600万円、繰越高は26.4%増の298億7,900万円と伸長しました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比4.5%増の274億8,900万円となりました。負債総額は8.3%増の119億6,600万円、純資産は1.8%増の155億2,200万円となりました。自己資本比率は1.5ポイント低下し56.5%となっています。主な変動要因として、完成工事未収入金の増加や未成工事受入金の増加が挙げられます。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比55.1%減の9億円の収入となりました。これは主に売上債権の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは、前期比271.6%増の3億6,200万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、前期比1.0%増の3億7,100万円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比20.1%増の387億4,500万円、営業利益が13.0%増の10億8,500万円、経常利益が11.7%増の10億8,100万円、親会社株主に帰属する当期純利益が30.8%増の7億9,900万円を見込んでいます。受注高は前期比9.1%減の349億8,700万円を予想しています。
株主還元
当期の1株当たり配当金は60円、配当金総額は9億2,400万円となりました。次期の1株当たり配当金予想も60円を維持する方針です。配当性向は当期150.5%、次期予想115.7%となっています。
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