2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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大末建設株式会社の2025年3月期第3四半期決算は、売上高645.85億円(前年同期比13.8%増)、営業利益19.17億円(同300.2%増)と大幅な増収増益を達成しました。受注高も823.17億円(同15.1%増)と好調で、通期予想も上方修正されています。建設需要の回復や経営効率化の成果が表れており、今後の更なる成長が期待されます。
主な事業セグメント
大末建設株式会社の主な事業セグメントは建設事業です。建築工事を中心に、これらに付帯する業務を単一の報告セグメントとして展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が645.85億円(前年同期比13.8%増)、営業利益19.17億円(同300.2%増)、経常利益19.85億円(同263.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益13.06億円(同174.6%増)となりました。受注高は823.17億円(同15.1%増)、繰越工事高は1,220.93億円(前年度末比17.7%増)と、大幅な増収増益を達成しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比44.37億円増の635.45億円となりました。主な要因は「受取手形、完成工事未収入金及び契約資産」の増加です。負債合計は39.48億円増の405.05億円で、「短期借入金」の増加が主因です。純資産合計は4.89億円増の230.4億円となりました。
キャッシュフローの変化
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は3.63億円(前年同期1.52億円)、のれんの償却額は9,800万円(同3,200万円)と増加しています。これは前期に行われた企業結合の影響によるものと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高839億円(前期比7.8%増)、営業利益26億円(同63.5%増)、経常利益25.8億円(同61.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益17億円(同37.6%増)と、増収増益を見込んでいます。個別受注予想は1,000億円(前期比7.7%増)に上方修正されました。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は、中間配当44.5円、期末配当44.5円の年間89円が予定されています。これは前期の年間70円から19円の増配となります。
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