2025年3月期 決算短信の要約
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藤田エンジニアリング株式会社の2025年3月期決算は、売上高326.46億円（前期比1.2%増）、営業利益29.51億円（同35.2%増）と増収増益となりました。主力の建設事業は受注高が減少したものの、機器販売及び情報システム事業、機器のメンテナンス事業が堅調に推移し、全体として業績を押し上げました。
主な事業セグメント
藤田エンジニアリング株式会社の主な事業セグメントは、建設事業、機器販売及び情報システム事業、機器のメンテナンス事業、電子部品製造事業です。建設事業では産業設備工事、ビル設備工事、環境設備工事を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は326.46億円（前年比1.2%増）、営業利益は29.51億円（同35.2%増）、経常利益は31.23億円（同33.1%増）、親会社株主に帰属する当期純利益は17.87億円（同12.3%増）となりました。建設事業の受注高は168.22億円（同1.4%減）でしたが、機器販売及び情報システム事業、機器のメンテナンス事業は堅調に推移しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比29.24億円減少し302.94億円となりました。主に契約資産が31.8億円減少したことによります。負債は前期末比41.3億円減少し113.09億円となりました。主に工事未払金が19.17億円、電子記録債務が11.98億円減少したことによります。純資産は前期末比12.06億円増加し189.84億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは11.28億円の獲得（前期比42.9%減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは8.39億円の使用（同23.1%減）、財務活動によるキャッシュ・フローは11.05億円の使用（同127.1%増）となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比7.69億円減少し76.63億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高310億円（前期比5.0%減）、営業利益22億円（同25.4%減）、経常利益24億円（同23.2%減）、親会社株主に帰属する当期純利益16億円（同10.5%減）を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり60円（中間25円、期末35円）となりました。2026年3月期の配当予想は年間60円（中間30円、期末30円）を予定しています。
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