2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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麻生フオームクリート株式会社の当第3四半期累計期間は、売上高28.53億円（前年同四半期比14.6％増）、営業利益2,600万円と増収増益を達成しました。気泡コンクリート工事の大型案件受注・施工が業績回復に寄与し、通期予想も売上高41.26億円（前期比31.4％増）と大幅な成長を見込んでいます。
主な事業セグメント
麻生フオームクリート株式会社は、気泡コンクリート工事と地盤改良工事を主な事業セグメントとしています。気泡コンクリート工事には、管路中詰工事、空洞充填工事、軽量盛土工事が含まれます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高が28.53億円（前年同四半期比14.6％増）となりました。各段階の損益は、営業利益2,600万円（前年同四半期は営業損失△1.21億円）、経常利益1,400万円（前年同四半期は経常損失△1.11億円）、四半期純利益2,500万円（前年同四半期は四半期純損失△8,600万円）と改善しました。これは主に、気泡コンクリート工事における大型工事の受注と施工によるものです。
貸借対照表の変化
当第3四半期会計期間末の資産合計は32.83億円（前事業年度末比10.2％増）、負債合計は22.81億円（同14.4％増）、純資産合計は10.02億円（同1.6％増）となりました。主な変動要因は、完成工事未収入金の増加2.42億円（70.3％増）、電子記録債務の増加2.65億円（94.0％増）などです。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金預金が5,000万円減少し6.62億円となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加などにより悪化した可能性があります。投資活動では、固定資産の取得による支出があったと推測されます。財務活動では、借入金の返済1.74億円があり、資金調達面での圧迫が見られます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の業績予想は、売上高41.26億円（前期比31.4％増）、営業利益1億円、経常利益9,100万円、当期純利益6,400万円と増収増益を見込んでいます。前事業年度からの大幅な改善が予想されており、受注高の増加や大型工事の施工が寄与すると考えられます。
株主還元
2025年3月期の配当予想は、期末配当0円、年間配当0円となっています。前期の期末配当3円から減配となる見通しです。
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