2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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石油資源開発株式会社の2025年3月期第3四半期決算は、原油・天然ガス販売量の増加により増収増益となりました。売上高は前年同期比19.5%増の2,748.2億円、営業利益は11.6%増の445.1億円を達成。投資有価証券売却益の計上により親会社株主に帰属する四半期純利益は103.9%増の744.4億円と大幅増益となり、通期業績予想も上方修正されています。
主な事業セグメント
石油資源開発株式会社の主な事業セグメントは、Ｅ＆Ｐ事業（原油・天然ガスの探鉱・開発・生産）、インフラ・ユーティリティ事業（天然ガス・電力の供給）、その他の事業（請負、石油製品販売等）です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の売上高は2,748.2億円（前年同期比19.5%増）、営業利益は445.1億円（同11.6%増）となりました。増収増益の主因は、北米や欧州での原油販売量増加と液化天然ガスの販売量増加です。経常利益は468.1億円（同2.8%減）となりましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は744.4億円（同103.9%増）と大幅増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比1.3%減の6,526.12億円となりました。流動資産は現金及び預金の減少等により1.6%減、固定資産は投資有価証券の減少等により1.1%減となりました。負債は1.4%減の1,215.82億円、純資産は1.2%減の5,310.29億円となりました。自己資本比率は75.9%と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の詳細な開示はありませんが、現金及び預金が前連結会計年度末比32.6%減少し1,145.47億円となっています。一方で、有価証券が300億円増加しており、資金運用方針の変更が示唆されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高3,834億円（前期比17.7%増）、営業利益637億円（同15.3%増）、経常利益668億円（同2.9%減）、親会社株主に帰属する当期純利益870億円（同62.1%増）と上方修正されました。増収増益の見通しとなっています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり期末配当金予想は25円です。2024年10月1日付で1株を5株に分割しており、分割前換算では125円となり、年間配当金は前期と同額の250円相当となる見込みです。
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