2025年６月期 第３四半期決算短信の要約
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グリーンモンスター株式会社の2025年6月期第3四半期連結累計期間の業績は、売上高14.07億円（前年同期比8.7％減）、営業利益7,100万円（同71.4％減）と減収減益となりました。新NISA制度導入への対応や為替市場の変動を捉えたマーケティング強化を行いましたが、業績は前年を下回る結果となっています。通期業績予想も下方修正され、厳しい事業環境が続いていることが示唆されます。
主な事業セグメント
グリーンモンスター株式会社の主な事業セグメントは投資学習支援事業です。体験型投資学習アプリ「FXなび」「株たす」「トウシカ」の開発・運営を行い、新規投資家向けの支援を提供しています。また、ファイナンシャルプランニングサービスと投資スクール事業も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高14.07億円（前年同期比8.7％減）、営業利益7,100万円（同71.4％減）、経常利益7,500万円（同70.0％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益4,300万円（同73.8％減）となりました。新NISA制度導入や為替市場の変動に対応したアプリ機能改善やマーケティング強化により、アプリのインストール数と口座開設数は堅調に推移しました。一方で、連結子会社によるファイナンシャルプランニングサービスと投資スクール事業も順調に成長しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比37.8％増の25.49億円となりました。主な要因は、現金及び預金の3.17億円増加、のれんの2.24億円増加です。負債は194.5％増の11.12億円となり、主に短期借入金7億円の増加によるものです。純資産は2.4％減の14.36億円となりました。自己資本比率は前期末の79.6％から56.3％に低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比21.3％増の18.07億円となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益7,500万円等により増加したと推測されます。投資活動によるキャッシュ・フローは、のれんの増加2.24億円等により減少したと考えられます。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加7億円等により大幅に増加したと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の連結業績予想は、売上高19.5億円（前期比0.4％減）、営業利益1.2億円（同48.1％減）、経常利益1.2億円（同48.1％減）、親会社株主に帰属する当期純利益7,500万円（同52.0％減）と下方修正されています。EBITDAは1.6億円（同34.4％減）を見込んでいます。1株当たり当期純利益は23.81円を予想しています。
株主還元
2025年6月期の年間配当金は、前期と同様に1株当たり10円を予定しています。第2四半期末配当は実施せず、期末配当のみ10円を予定しています。
注意事項
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