2024年12月期 決算短信の要約
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株式会社安江工務店の2024年12月期連結業績は、売上高80.82億円(前期比9.2%増)、営業利益3.4億円(同1.2%増)と増収増益となりました。主力の住宅リフォーム事業が堅調に推移し、新規子会社の寄与もありましたが、資金調達関連費用等の影響で経常利益と純利益は減少しました。今後は株式会社サーラコーポレーションの完全子会社となり、2025年2月12日に上場廃止予定です。
主な事業セグメント
株式会社安江工務店の主な事業セグメントは、住宅リフォーム事業、新築住宅事業、不動産流通事業の3つです。住宅リフォーム事業では住宅リフォームやリノベーション工事、新築住宅事業では新築注文住宅の設計・施工、不動産流通事業では不動産売買や仲介、新築分譲住宅販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の連結業績は、売上高が80.82億円(前期比9.2%増)、営業利益が3.4億円(同1.2%増)となりました。主力の住宅リフォーム事業が堅調に推移し、新たに子会社化したガーデン株式会社の売上も寄与しました。一方、経常利益は3.27億円(同2.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2.02億円(同1.2%減)と減少しました。これは新株予約権行使に伴う資金調達関連費用や公開買付けに関連するアドバイザリー費用等の発生が影響しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比26.3%増の55.02億円となりました。主な増加要因は、現金預金が7.34億円、売上債権が1.63億円増加したことです。負債は前期末比15.4%増の29.14億円となり、主に仕入債務が1.72億円、未成工事受入金が2.18億円増加しました。純資産は前期末比41.4%増の25.88億円となり、新株予約権の行使による資本金及び資本剰余金の増加6.1億円が主な要因です。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6.25億円の収入(前期比93.9%増)となりました。主な要因は税金等調整前当期純利益2.88億円、仕入債務の増加1.35億円、未成工事受入金の増加1.73億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは1.72億円の支出(同76.8%増)となり、主に有形固定資産の取得による支出1.42億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2.81億円の収入(前期は2.3億円の支出)となり、主に株式の発行による収入5.95億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年2月10日付で公表された通り、株式会社サーラコーポレーションの完全子会社となり、当社株式は2025年2月12日をもって上場廃止となる予定であるため、2025年12月期の連結業績予想は記載されていません。
株主還元
2024年12月期の配当金は0円となり、前期の40円から減少しました。2025年12月期の配当予想については、上場廃止予定のため記載されていません。
注意事項
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