サンヨーホームズ(株)の決算情報

サンヨーホームズ株式会社の主な事業セグメントは、「住宅事業」と「マンション事業」です。住宅事業では戸建住宅、賃貸・福祉住宅、リフォーム等を手がけ、マンション事業ではマンション開発、販売、賃貸等を行っています。また、その他の事業としてマンション管理や介護・保育施設運営等のライフサポート事業も展開しています。

当連結会計年度の経営成績は、売上高455.18億円（前年同期比0.7％減）、営業利益9.56億円（同0.3％増）、経常利益11.67億円（同24.9％増）、親会社株主に帰属する当期純利益6.73億円（同3.8％増）となりました。住宅事業の営業利益は前年から4.89億円改善し500万円となりました。一方、マンション事業の営業利益は建設価格高騰等により22.1％減少しました。ライフサポート事業の営業利益は6,700万円改善し2,900万円となりました。

総資産は505.53億円（前期末比9.0％増）となりました。主な要因は、販売用不動産6.07億円増、仕掛販売用不動産49億円増、現金及び預金12.07億円減です。負債は352.32億円（同11.8％増）となり、主に電子記録債務17.42億円増、借入金16.08億円増によるものです。純資産は153.21億円（同2.8％増）となり、自己資本比率は30.3％となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは23.71億円の減少（前年同期は35.38億円の増加）となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益10.84億円、仕入債務の増加13.29億円、棚卸資産の増加54.84億円等です。投資活動によるキャッシュ・フローは4,600万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは12.1億円の増加となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は92.32億円となりました。

次期の連結業績予想は、売上高610億円（前年同期比34.0％増）、営業利益20億円（同109.2％増）、経常利益18億円（同54.1％増）、親会社株主に帰属する当期純利益12億円（同78.3％増）を見込んでいます。住宅業界は引き続き不透明な状況が予想されますが、当社グループは「人と地球がよろこぶ住まい」をスローガンに、付加価値向上と企業価値の持続的成長を図る方針です。

当事業年度の配当金は1株当たり年間25円となりました。次期の配当金も1株当たり年間25円を予定しています。配当性向は当期41.5％、次期予想23.4％となっています。