2025年５月期第３四半期決算短信の要約
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株式会社エムビーエスの第3四半期決算は、主力のホームメイキャップ事業が好調で増収増益となりました。売上高33.72億円（前年同期比6.8%増）、営業利益4.29億円（同10.0%増）と順調に推移しています。通期予想に対する進捗も良好で、期末配当の増配も予定されており、業績・株主還元ともに改善傾向にあります。
主な事業セグメント
株式会社エムビーエスの主な事業セグメントは、ホームメイキャップ事業と建築工事業です。ホームメイキャップ事業では主に住宅の改修工事を行い、建築工事業では新築及び改修工事を行っています。その他、不動産事業やFC加盟店へのコーティング材販売なども行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高が33.72億円（前年同期比6.8%増）、営業利益が4.29億円（同10.0%増）、経常利益が4.67億円（同12.7%増）、四半期純利益が3.28億円（同14.5%増）となりました。主力のホームメイキャップ事業が好調で、売上高・利益ともに増加しました。一方、建築工事業は新築及び改修工事の減少により減収減益となりました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前事業年度末比0.9%減の43.69億円となりました。主な変動として、現金及び預金が17.8%減少、関係会社株式が100%減少、投資有価証券が304.8%増加しました。負債は21.3%減少し7.35億円となり、純資産は4.6%増加して36.33億円となりました。自己資本比率は83.2%と4.4ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金の残高が前事業年度末から2.73億円減少しています。これは主に、投資有価証券の取得や自己株式の取得によるものと推測されます。営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益の増加などにより改善していると考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期の通期業績予想は、売上高47.05億円（前期比8.0%増）、営業利益6.15億円（同24.3%増）、経常利益6.59億円（同25.1%増）、当期純利益4.5億円（同11.4%増）を見込んでいます。第3四半期累計期間の実績は、売上高で通期予想の71.7%、営業利益で69.9%の進捗となっており、概ね計画通りに推移しています。
株主還元
配当予想が修正され、期末配当を13円（前期比5円増配）とする予定です。これは記念配当を含むものであり、株主還元の強化を図っています。
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