2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社ホクリヨウの第３四半期累計期間は、鶏卵相場の低迷や飼料価格高騰の影響を受け、売上高141.83億円（前年同期比3.7％減）、営業利益12.12億円（同51.9％減）と減収減益となりました。通期予想も下方修正されましたが、配当は増配の予定です。高病原性鳥インフルエンザの影響に注意が必要です。
主な事業セグメント
株式会社ホクリヨウは、鶏卵事業を主な事業セグメントとしています。鶏卵の生産・販売を行っており、北海道を中心に事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の業績は、売上高141.83億円（前年同期比3.7％減）、営業利益12.12億円（同51.9％減）、経常利益12.7億円（同50.7％減）、四半期純利益16.05億円（同10.2％減）となりました。鶏卵相場の低迷や高止まりする飼料価格、資材・物流費の高騰が影響し、減収減益となりました。特に営業利益と経常利益の減少幅が大きく、前年同期比で半減しています。
貸借対照表の変化
資産合計は185.2億円（前期末比4.3％増）、負債合計は49.61億円（同8.9％減）、純資産合計は135.58億円（同10.1％増）となりました。主な変動として、建物が7.74億円増加し、長期借入金が2.13億円減少しました。自己資本比率は73.2％と前期末から3.9ポイント上昇し、財務体質が改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の詳細な記載はありませんが、現金及び預金が前期末比7.46億円減少し31.54億円となっています。一方で、受取手形及び売掛金が5.59億円増加しており、営業活動によるキャッシュ・フローにマイナスの影響があったと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期業績予想が修正され、売上高193億円（前期比2.1％増）、営業利益17.3億円（同22.9％減）、経常利益18.04億円（同22.1％減）、当期純利益19.74億円（同19.2％増）を見込んでいます。前回予想と比較すると、売上高は微増ですが、利益面では大幅な下方修正となっています。
株主還元
配当予想も修正され、期末配当を1株当たり70円（前期実績40円）に引き上げることが予定されています。これにより、年間配当金は前期比30円増の70円となる見込みです。
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