2025年５月期第３四半期決算短信の要約
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サカタのタネの2025年5月期第3四半期決算は、売上高664億900万円（前年同期比11.2%増）、営業利益89億7,600万円（同11.6%増）と増収増益となりました。海外卸売事業が好調で、固定資産売却益も寄与し、親会社株主に帰属する四半期純利益は78億1,700万円（同47.3%増）と大幅増益を達成しています。
主な事業セグメント
サカタのタネは、国内卸売事業、海外卸売事業、小売事業を主な事業セグメントとしています。野菜種子、花種子、農業資材の販売が主力で、国内外で事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は664億900万円（前年同期比11.2%増）、営業利益は89億7,600万円（同11.6%増）、経常利益は93億5,300万円（同9.0%増）となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は78億1,700万円（同47.3%増）と大幅に増加しました。野菜種子、花種子、資材の販売が好調で、円安の影響もあり増収増益となりました。特に海外卸売事業が好調で、売上高の76.4%を占めています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比0.4%減の1,919億8,900万円となりました。流動資産は商品及び製品の増加があったものの、現金及び預金の減少により2.3%減少しました。固定資産は投資有価証券の減少があったものの、土地の増加により2.5%増加しました。負債は10.3%減少し、288億6,600万円となりました。純資産は1.6%増加し、1,631億2,200万円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、親会社株主に帰属する四半期純利益が78億1,700万円と大幅に増加しています。投資活動では、固定資産の売却による特別利益23億4,600万円が計上されています。財務活動では、自己株式の取得21億5,100万円が行われています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期の通期連結業績予想は、売上高935億円（前期比5.4%増）、営業利益110億円（同4.8%増）、経常利益110億円（同1.1%減）、親会社株主に帰属する当期純利益90億円（同44.3%減）を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期は減益となる見通しですが、通期では増収を維持する予想となっています。
株主還元
配当金については、2025年5月期の1株当たり年間配当金は65円（中間配当30円、期末配当35円）を予定しています。前期と同額の配当維持が見込まれています。
注意事項
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