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国内投資信託と海外投資信託を比較! 選ぶポイントもわかりやすく解説

投資信託を選ぶときに「国内投資信託と海外投資信託って何が違うの?」と、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。また、投資初心者の方にとっては、どういった点に注目して銘柄を選んだらいいのかも分かりづらいものかと思います。

そこで本記事では、国内投資信託と海外投資信託の違いから、銘柄を選ぶ際のポイントまで詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

国内投資信託と海外投資信託はどう違うの?

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国内投資信託と海外投資信託の大きな違いは「投資信託がどこの国で設定されたか」です。投資信託には国籍があり、それぞれどこの国の法律に基づいて作られたかによって決まります。

つまり、国内投資信託とは日本の法令(投資信託および投資法人に関する法律)に基づいて設定された国内籍投資信託で、海外投資信託は日本以外の国の法律に基づいて設定された外国籍投資信託のことです。そのため、海外投資信託は海外から輸入された投資信託といえます。

ただし、海外の債券や株式で運用する投資信託でも、日本で設定されたものであれば国内投資信託になります。例えば、一般の投資家がネット証券等で購入する「eMAXIS Slim 全世界株式」や「S&P500インデックス」などの海外資産に投資する人気ファンドは、海外資産対象であっても国内投資信託です。同様に、国内の債券や株式で運用される投資信託であっても、海外で設定された投資信託は海外投資信託です。

日本では、投資信託の運用方法や投資対象が法律で厳しく規制されています。そのため、国内投資信託は組み入れ商品の自由度は低いですが、安定した資産運用を行いやすいです。

一方、海外投資信託は日本のような規制はありません。さまざまな商品を組み入れられ、日本では購入できない商品にも投資できることから、高い利益(リターン)を狙えるでしょう


選ぶ際のポイントって何?

次に、国内投資信託や海外投資信託を選ぶ際のポイントを紹介します。


利益(リターン)だけではなくリスクに目を向ける

投資初心者は、リターンだけではなく、リスクにも注目して銘柄を選ぶとよいでしょう。

投資において、リスクとリターンは比例する傾向にあります。高いリターンを得たいと思えば、リスクも大きくなるので、短期間に大きな損失を出してしまい、運用を続けにくくなってしまう可能性もあるでしょう。そのため、初心者は低リスクの銘柄から投資をはじめることをおすすめします

海外の債券や株式で運用される投資信託は、価格変動リスクのほかに、為替リスクやカントリーリスクも考慮しなくてはなりません。為替リスクとは、為替相場の変動によって、財産が目減りしてしまうリスクを意味します。カントリーリスクは、政治・経済情勢の変化によって損失を被るリスクのことです。そのため、国内の債券や株式で運用される投資信託は、海外の債券や株式で運用される投資信託と比べてリスクが低いといえます。

また、海外の商品で運用される投資信託を選ぶ場合は「ダウ平均株価」や「S&P500」などの代表的な株価指数に連動するように設計されたインデックス投資信託を選ぶといいでしょう。値動きも追いやすいので、投資初心者の方におすすめです


コストを考慮する

国内投資信託や海外投資信託を選ぶ際は、リターンやリスクだけでなく、コストも考慮しましょう。リターンの大きい投資信託でも、コストが高い場合はリターンからコストを差し引いた分、利益が少なくなります。

投資信託には、以下の3つのコストがかかります。

1. 販売手数料:投資信託を購入するときにかかるコスト
2. 信託報酬:投資信託を運営するためにかかるコスト
3. 信託財産留保額:解約時に発生するコスト

同じような商品で運用されている投資信託の場合、コストが低い投資信託を選ぶことで、最終的な利益は多くなる可能性があります。

海外投資信託は、ほかにも投資信託を設定した国の税金や海外資産の運用にかかる経費など、さまざまなコストがかかります。そのため、リターンは高い反面、コストがかさむ傾向が強いでしょう。

投資信託を選ぶ際には、配当金などのリターンだけでなく、コストを含めた総合的な利益を考慮して商品を選択してください


運用目標とリスク許容度に合わせて選ぶ

投資によって達成したい目標と、自身が許容できるリスクの度合いを照らし合わせて投資信託を選ぶことも大切です。例えば、投資による利益を大きく求めておらず、極力リスクを抑えたいという方であれば、安定した運用成績を上げられる商品を選ぶといったものです。

投資信託の安定性の高さは、以下の順で並べることができます。

国内債券投資信託>海外債券投資信託>バランス型投資信託>国内株式投資信託>海外株式投資信託

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また、比較的リスクが高めの株式型投資信託の中でも、投資対象や地域を分散するバランス型投資信託や、日経平均株価などの株価指数に連動するように設計されたインデックス型投資信託は、長期的に運用すれば安定的な運用に期待できます

このように投資信託のリスクとリターンを踏まえたうえで、投資によって得たい利益目標と照らし合わせて商品を選択してみましょう。


まずはリスクの低い安定した投資信託から始めよう

国内投資信託と海外投資信託の違いは、投資信託がどこの国で設定されたかです。海外投資信託は、為替リスクやカントリーリスク、その他さまざまなコストなど、あらゆるリスクが伴うため、投資初心者は国内投資信託を選ぶと安心でしょう

また、投資信託は利益だけでなくリスクやコストも考慮して商品を選んでください。投資に慣れないうちは、リターンは大きくなくても安定的に利益を増やしていける商品がいいでしょう。ぜひ本記事を参考に、投資信託を選んでみてください。

記事公開日:2024年12月24日
記事更新日:2026年8月7日

  • プロフィール

    荒木和音(監修者)のプロフィール画像

    荒木和音(監修者)

    2級ファイナンシャル・プランニング技能士

    総合保険代理店で個人を対象とした家計相談やライフプランニングを約10年経験。2021年以降は金融専門ライターとして複数メディアで活動しており、大手証券会社・保険会社や大手金融メディアでの豊富な執筆実績をもつ。 暗号資産や投資信託、国内株式などによる資産運用も積極的に行っている。

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