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2024年から始まったNISAでは、非課税保有期間が無期限化され、年間投資枠がつみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円の合計360万円に増額されました。そのため、NISA開始を機にポートフォリオの組み直しを考えている方も多いのではないでしょうか。本記事では、お金の専門家3名による、NISAのおすすめポートフォリオを紹介します。ポートフォリオを組む際の注意点やアドバイスもいただいたので、NISAをうまく活用したい方はぜひ参考にしてください。
今回お話を伺ったお金の専門家はこちらの3名です。
<専門家プロフィール>
金融オンライン・アドバイザー 松井大輔(外部サイト)
金融オンライン・アドバイザー 金谷理恵(外部サイト)
金融オンライン・アドバイザー 田嶋ひかり(外部サイト)

1人目のお金の専門家は、1級FP技能士およびCFP🄬資格を保有し、金融オンライン・アドバイザーとしてお客様にライフプランニングを提供している松井大輔さんです。(松井大輔さんのプロフィール(外部サイト))
松井さんにNISAのおすすめポートフォリオを伺ったところ、「全世界株型の投資信託」とのことでした。
全世界株型の投資信託とは、新興国から先進国まで、全世界の株式市場の動きを表す指標に連動した成果を目指すファンドのことをいいます。全世界株型の投資信託は、1本で世界中の株式に分散投資できることから、長期目線の積立投資において高い人気を誇る商品です。
私自身は運用成果の比較のために、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、海外ETFのVT(外部サイト)にそれぞれ投資しています。ただ、どれも運用成果はそれほど変わらないので、コストと管理の手間を考えるとeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)1本でもいいのかなと感じます。
全世界の株式市場の動きを見ると、ここ10~20年はアメリカの成績が優れています。しかし過去を振り返ると、100年程前はイギリスの時価総額が最も大きく、30年程前はバブル期であった日本が一番でした。
ましてや今は人生100年時代ともいわれるほど、人の一生は長くなってきていますし、変化の激しい時代でもあります。だからこそ、一国に集中して投資するのではなく、世界全体に分散して投資することがリスクを下げる有効な手段になると考えています。
また、現代ポートフォリオ理論やCAPM(資本資産評価モデル)といった学問の分野においても、「リスクに対して最も効率的なリターンが得られるポートフォリオ=すべてのリスク性資産を時価総額加重平均で組み入れたポートフォリオ」だとされています。
株式においては、これに最も近いポートフォリオは全世界株型の投資信託だといわれているので、その点でも全世界株型の投資信託はNISAの運用銘柄としておすすめです。
リタイアが近づくにつれて、リスクを下げるために株式から債券に資産をシフトしていく考え方もありますが、さきほど述べたように今は人生100年時代。老後といってもかなり長い期間があります。
そのためリスク許容度にもよりますが、株式のポートフォリオ比率を高めに維持したまま、運用しながら取り崩していくスタイルがよいのでは? というのが私の考えです。
何かあったときのための必要最低限の預貯金は、常に手元に残しておきましょう。例えば、生活費の半年から1年分を目安に、預貯金を備えてみてはいかがでしょうか。
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2人目のお金の専門家は、保険業界で経験を積み、現在は金融オンライン・アドバイザーとしてお客様の資産形成サポートに従事している金谷理恵さんです。(金谷理恵さんのプロフィール(外部サイト))
金谷さんによると、資産形成のコア部分におすすめしたいのは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」とのこと。ご自身ではこれに加え、NISAの成長投資枠を活用して、ゴールドファンド(金に投資する投資信託)やインド株式ファンド(インド株式に投資する投資信託)への長期投資も行う予定だそうです。
一例として、NISAの成長投資枠対象のゴールドファンドには「ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)」、インド株式ファンドには「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」があります。
私が資産形成のコア部分としてeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をおすすめするのは、投資先の頻繁な見直しを避けつつ、複利のパワーも享受できる商品だからです。また、世界経済の成長に投資できる手堅さや、運用コストが安く安心して長期投資できる点も魅力だと考えます。
こうした理由から、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、運用期間を長く取れる若い方に、ぜひ選んでいただきたい銘柄です。資産の取崩しを意識される年齢層の方についても、株式の運用を長期で継続しながら取崩しをしたい場合には、ポートフォリオへの組み入れを検討されるとよいでしょう。
ゴールドファンドは株式と違う値動きをするので、リスク分散を目的に少額だけ積立を行うのもよいと思います。インド株式ファンドをポートフォリオに入れたのは、インドは新興国の中でも今後の経済成長が見込める材料に恵まれている国の1つだからです。
リスクが大きくなることを覚悟できる方は、攻めの部分としてインド株式ファンドの長期積立投資を考えてみてもよいかもしれません。
ゴールドファンド・インド株式ファンドについては、現在も特定口座で少額ずつ積立投資中です。NISAが始まったら、成長投資枠の対象商品の中から信託報酬が安いものを選び直して、長期目線で投資を続けようと考えています。
先進国株と比べ、新興国株は価格変動が大きいため、利益確定のタイミングを選ぶことが予想されます。また、新興国への投資はカントリーリスク(投資対象国や地域の情勢変化によるリスク)にも注意を要します。
そのため、インド株式ファンドをポートフォリオに入れるなら一括投資はせず、コア部分をしっかり固めたうえで、プラスαのサテライト部分として長期積立分散投資をしていくのがおすすめです。
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3人目のお金の専門家は、証券会社で資産運用・不動産・相続などの幅広い金融コンサルティングを経験したのち、金融オンライン・アドバイザーに転身された田嶋ひかりさんです。(田嶋ひかりさんのプロフィール(外部サイト))
田嶋さんのNISAおすすめポートフォリオは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」で、ご自身でもNISAでeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)への投資を行っているそうです。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、運用コストを業界最低水準にまで抑えることにこだわった商品。運用期間が長くなるほど、運用コストによるリターンの差は大きくなるため、多くの投資家から高い評価を受けています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)1本のポートフォリオは、今後10年以上にわたり積立投資を検討されている方におすすめです。
私がeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をNISAの投資対象に選んだ理由は2つあります。1つは、世界株式全体を投資対象とすることで、将来的な新興国の発展の恩恵も取りこぼすことなく、世界経済全体の上昇の恩恵を享受できるため。もう1つは、インデックスファンドを選ぶことで、信託報酬などのコストを抑えた運用ができるためです。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)1本に絞ると、ポートフォリオの100%が株価の変動リスクを取る資産となります。そのため、積立投資でドルコスト平均法を実践し、時間分散によるリスク軽減を図るのがよいと思います。
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今回お話を伺ったお金の専門家3名のポートフォリオには、共通して「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が組み込まれていました。運用コストの低さと、1本で手軽に世界中の株式に分散投資できるところが決め手となったようです。
NISAのポートフォリオを組む際は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をベースにしながら、リスク許容度に応じて他銘柄も加えていくと考えやすいかもしれません。
本記事に掲載されている情報は2023年10月31日時点のものです。NISA制度に関する最新の情報は、金融庁ホームページ(外部サイト)をご確認ください。
NISAについてもっと知りたい方は、以下の記事をチェックしてみましょう。
つみたて投資枠のメリットとは
成長投資枠のメリットとは
NISAでシミュレーション
一括投資・積立投資のどちらにすべき?
NISAの非課税期間は?
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