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NISAは子供名義でもできる? 口座開設の年齢制限、何歳から始めるべきか解説

「NISAでは子供名義の口座を作れるのか?」と疑問を感じている方もいるでしょう。結論から言うと、17歳以下はNISA口座を開設できないため、未成年の子供名義でNISAを利用はできません。本記事では、NISAの年齢制限や、NISAは何歳から始めるべきか、シミュレーションをもとに詳しく解説します。(監修者:金融オンライン・アドバイザー 田嶋ひかり)

NISAの年齢制限は「18歳以上」

NISAの口座開設には年齢制限があり、18歳以上の成人が対象となっています。17歳以下の未成年の名義ではNISA口座を開設できないため、子供名義のNISA口座開設を検討中の方は注意が必要です。

ちなみに、NISA制度の「18歳以上」は、その年の1月1日時点での年齢が基準となります。2024年1月1日時点で17歳の方は、誕生日が来て18歳になっても2024年中のNISA口座開設はできないため、2025年1月1日以降に口座開設手続きを行いましょう。

<NISA年齢制限のポイント>
・NISAの対象者…その年の1月1日時点で18歳以上の方(学生も含む)
・17歳以下の未成年はNISAを利用できない

金融オンライン・アドバイザー 田嶋さん:
学生の方も含めて18歳からNISAの口座開設が可能ですが、「その年の1月1日時点での年齢が基準」となる点に注意が必要です。積立投資は長期間行うことで、より大きな複利効果が得られるため、なるべく早くから積立投資を始めることをおすすめします。ただし、投資には当然リスクも存在するため、リスクをしっかりと理解したうえで始めましょう。



NISAは何歳から始めるべき? 積立シミュレーション

NISAを使った積立投資は、できるだけ早い年齢から始めるほうが有利です。月々の積立額は少額でも運用期間が長くなるほど、複利効果で大きな資産を積み上げやすくなります。そのため、お子さんが18歳以上になった時点でNISAの口座を開設し、積立投資を始めるのがおすすめです。

参考として、月3万円を60歳まで積立投資する場合、積立開始時期によって運用結果にどのくらいの差が出るのかシミュレーション(※)してみましょう。(運用益や合計資産額には、運用時の手数料等は考慮していません)

SBI証券の積立シミュレーション(外部サイト)を使って試算しています。

金融オンライン・アドバイザー 田嶋さん:
投資はまとまった資金で行うものと考えている方は少なくありませんが、少額でも早期に積立投資を始めることで複利の効果を享受できます。時間をかけて長期投資をすれば、複利の効果はより大きくなるでしょう。だからこそ、少額からでもまずはすぐに始めることが大切です。NISA制度は非課税保有期間も無期限で長期投資に適しているため、ぜひ今から活用されることをおすすめします。


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18歳からNISAを始める場合

18歳はNISAの口座開設ができるようになる年齢です。18歳からNISAで月3万円の積立投資を始め、年率3%で60歳まで運用した場合の運用結果は以下のとおりです。

18歳からNISAを始めた場合の60歳時点での運用結果


22歳からNISAを始める場合

22歳は多くの方が新社会人として働き始める年齢です。22歳からNISAで月3万円の積立投資を始め、年率3%で60歳まで運用した場合の運用結果は以下のとおりです。

22歳からNISAを始めた場合の60歳時点での運用結果


30歳からNISAを始める場合

30歳は今後のライフプランを真剣に考え始める方が増える年齢です。30歳からNISAで月3万円の積立投資を始め、年率3%で60歳まで運用した場合の運用結果は以下のとおりです。

30歳からNISAを始めた場合の60歳時点での運用結果


結論:NISAは早い年齢から始めるのがおすすめ

違いがわかりやすいよう、ここまで紹介した3パターンの積立シミュレーション結果を表で比較します。

積立シミュレーション結果 比較表

積立投資は早い年齢から始めたほうが、当然ながら積立元本が多くなります。ここで注目したいのは運用益です。積立期間が長いほど、複利効果の働きで運用益が大きく膨らんでいるのがわかります。複利効果とは、元本に運用益を上乗せして再投資を行い、運用益に対する運用益も得ることで、資産が雪だるま式に増えていく効果のことです。

NISAでの積立投資を早い年齢から始めれば、複利効果の恩恵を存分に受けられます。NISAを何歳から始めるべきか迷っている方は、まずは少額からでもよいので、できるだけ早めのスタートを切るほうがよいでしょう。

金融オンライン・アドバイザー 田嶋さん:
時間が経つほど複利の効果が大きくなることは、上記のシミュレーションからも伝わるのではないでしょうか。最初は少額から始めてみて、途中で積立投資の金額を変更することも可能です。ぜひ早いうちに積立投資を開始し、福利の効果で投資効率を最大限上げましょう。


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まとめ

NISAには年齢制限があり、17歳以下の未成年はNISA口座の開設ができません。18歳以上になった本人が、NISA口座の開設手続きを行うことができます。

NISAを何歳から始めるべきか悩んでいる方は、まずは無理のない金額から、できるだけ早いうちに積立投資を始めるのがおすすめです。積立期間が長いほど複利効果が大きくなるため、より資産を増やしやすくなります。お子さんが18歳以上になったら、ぜひ親子でNISAを利用した資産運用について話し合ってみてはいかがでしょうか。

NISAについてもっと知りたい方は、以下の記事をチェックしてみましょう。

つみたて投資枠のメリットとは
成長投資枠のメリットとは
NISAでシミュレーション
NISAの成長投資枠 銘柄選びのポイント
一括投資・積立投資のどちらにすべき?
NISAの非課税期間は?

※注記:投資にはリスクがあり、相場の変動等により投資元本を割り込む可能性があります。最終的な投資の決定は、ご自身のご判断でお願いいたします。

本記事に掲載されている情報は2023年10月17日時点のものです。NISA制度に関する最新の情報は、金融庁ホームページ(外部サイト)をご確認ください。

  • プロフィール

    監修者:田嶋 ひかりのプロフィール画像

    監修者:田嶋 ひかり

    AFP、日本証券業協会認定 証券外務員一種/二種、一般社団法人 公的保険アドバイザー協会認定 公的保険アドバイザー

    証券会社で富裕層の資産コンサルタントを経験。お金のアドバイザーとしてより幅広い年齢層のお金の悩みを解決し、身近な存在となるべく株式会社400Fに転職。「オカネコ」専属の金融オンライン・アドバイザーとして、全国にお住まいの方の資産形成をサポートしている。

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