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証券会社で富裕層の資産コンサルタントを経験。お金のアドバイザーとしてより幅広い年齢層のお金の悩みを解決し、身近な存在となるべく株式会社400Fに転職。「オカネコ」専属の金融オンライン・アドバイザーとして、全国にお住まいの方の資産形成をサポートしている。
新NISAは株主優待をもらえるのか?気になる人も多いと思います。本記事は、新NISAで株主優待をもらう方法や注意点について解説していきます。また、新NISA成長投資枠で買えるおすすめ銘柄も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。(監修者:金融オンライン・アドバイザー 田嶋 ひかり)
新NISAで株主優待をもらうには、次の2つに注意が必要です。
1. 株主優待株を買えるのは「成長投資枠」だけ
2. 株主優待株を購入できるのは年間240万円まで
新NISAでは、成長投資枠・つみたて投資枠を併用できますが、このうち株式を買えるのは成長投資枠だけです。つまり、新NISAで株主優待株を買う際は、成長投資枠を使うことになります。
一方、つみたて投資枠では、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託を積立購入できます。
新NISAでは、「株主優待を楽しみつつ、毎月の投信積立も行いたい」と考えている方も多いでしょう。その場合は、成長投資枠の年間投資枠をできるだけ株主優待株購入に充てられるよう、投信積立にはつみたて投資枠を優先的に使うなど工夫するのがおすすめです。
※引用元:金融庁 NISAとは?(外部サイト)
新NISAで購入できる株式の金額は、年間240万円(成長投資枠の年間投資枠)が上限です。また、新NISAで購入した株式を売却しても、売却分の年間投資枠の再利用はできません。
NISA口座で売買を繰り返すと、あっという間に年間投資枠を使い切ってしまうため注意しましょう。
株主優待の取得条件は、銘柄によって異なります。まずは株主優待の権利取得に必要な株数やその他の条件(継続保有年数など)、そして権利確定日を確認しましょう。
権利確定日とは、株主名簿に名前が記載され、株主優待の権利が確定する日のことです。株主優待をもらうには、権利付最終日(権利確定日の2営業日前)までに必要な株数を購入しなければなりません。
ちなみに権利付最終日の翌営業日を「権利落ち日」といいます。権利落ち日以降に株式を売却しても、株主優待をもらう権利はなくなりません。株主優待の権利取得後、株式を売却したい場合は、権利落ち日以降に取引を行いましょう。
金融オンライン・アドバイザー 田嶋さん:
株主優待を受け取るには、「権利付最終日」までに該当銘柄の買い付け注文を完了する必要があります。注文受付時間は15時までとなるので注意しましょう。「権利付最終日」と「権利落ち日」には、株価が大きく変動する傾向があります。NISAで保有される場合は、長期保有が可能な銘柄を選択するのがおすすめです。
NISAのメリットを活かしながら株主優待投資をするには、次の3つを意識して銘柄を選ぶのがおすすめです。
1. 株主優待の他に配当ももらえる銘柄を選ぶ
2. 長期保有できる銘柄を選ぶ
3. 売却益を狙える銘柄を選ぶ
株主優待銘柄をNISAで購入する際は、配当ももらえる銘柄を選ぶとNISAのメリットを活かせます。NISA口座で購入した株式の配当は非課税になり、税金を引かれることなく配当全額を受け取れるからです。
例えば1万円の配当があるとき、特定口座で購入していれば約2,000円が税金として差し引かれ実質の利益は約8,000円ですが、NISA口座で購入していれば丸々1万円の利益を手元に残せます。
新NISAで購入できる株式の金額は年間240万円が上限のため、売買を繰り返すとすぐに枠を使い切ってしまいます。財務面が安定している銘柄や、株主優待の長期保有特典がある銘柄、増配傾向にある銘柄など、できるだけ長期保有できる銘柄を選ぶとよいでしょう。
NISA口座で購入した株式は、売却益も非課税になります。そのため、株価が割安な銘柄、これから成長しそうな銘柄を選び、株主優待をもらいながら値上がりを待つのがおすすめです。
新NISAでは非課税保有期間が無期限化されたため、一度NISAで買った株主優待株はずっと非課税で運用できます。将来的な値上がりが期待できる株主優待株を買い、株主優待や配当をもらいながら寝かせておけば、20年後、30年後に大きな利益を非課税で受け取れるかもしれません。
金融オンライン・アドバイザー 田嶋さん:
成長投資枠で購入できる株式の年間投資枠は240万円と決まっており、1度利用したら再利用はできませんので、長期保有ができる銘柄を選択されることをおすすめします。NISA口座は配当金も非課税で受け取ることができるため、長期保有をして、株主優待と配当金を受け取る楽しみもあると、より株式投資も身近に感じることができるでしょう。
最後に、新NISAにおすすめの株主優待銘柄10選を紹介します。ご紹介する銘柄は、以下の2つの基準を満たすものを選定しました。
・株主優待に加え、配当がもらえる
・株主優待が使いやすい(クオカードや換金性の高いポイントなど)
購入検討の際は、必ずご自身で株価や業績などを確認し、投資判断を下しましょう。









新NISAで株式を買えるのは「成長投資枠」だけです。成長投資枠で株主優待株を買えるのは年間240万円までなので、つみたて投資枠とうまく使い分けながら投資しましょう。株主優待をもらうには、株主優待の権利取得条件を確認し、権利付最終日までに必要な株数を購入してください。
NISAのメリットを活かしながら株主優待投資を行うには、配当ももらえる銘柄・長期保有できる銘柄・売却益を狙える銘柄を選びましょう。
金融オンライン・アドバイザー 田嶋さん:
株主優待も配当も株式投資の楽しみの1つになると思います。ご自身で希望の優待が受け取れる企業を探してみることで、投資がより身近なものに感じられるでしょう。一方で、株主優待も配当も、継続が約束されているものではないということは理解しておく必要があります。特に配当金の減配などは投資元本が目減りする要因にもなりえますので、リスクを踏まえた投資計画が大切です。
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つみたて投資枠のメリットとは
成長投資枠のメリットとは
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NISAの銘柄変更方法
本記事に掲載されている情報は2023年12月15日時点 のものです。NISA制度に関する最新の情報は、金融庁ホームページ(外部サイト)をご確認ください。
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