東京市場サマリー(18日)

4/18 19:11 配信

時事通信

 【東京株式】4日ぶり反発=値頃感で買い
 日経平均株価の終値は前日比117円90銭高の3万8079円70銭と4営業日ぶりに反発。東証株価指数(TOPIX)は14.30ポイント高の2677.45。プライム市場は、前日までの下落による値頃感から中小型株中心に買いが入り、株価指数を支えた。85%の銘柄が値上がりし、14%が値下がりした。出来高は15億2028万株、売買代金は4兆0590億円。
 【東京外為】ドル、154円台前半=日米韓共同声明などで軟化
 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日米韓財務相会合の共同声明や米長期金利低下などに圧迫され、1ドル=154円台前半に下落している。昼前に153円90銭台まで売られた後は下げ渋る展開だった。午後5時現在は、154円26~27銭と前日(午後5時、154円60~61銭)比34銭のドル安・円高。ユーロは終盤、対円、対ドルで小動き。午後5時現在は、1ユーロ=164円76~77銭(前日午後5時、164円27~28銭)、対ドルでは1.0680~0680ドル(同1.0624~0625ドル)。
 【東京債券】先物、反発=現物も高い
 債券先物は反発。長期国債先物の中心限月2024年6月物は、前日比30銭高の144円41銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債374回債利回りは、0.020%低下の0.865%となっている。
 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.077%
 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均が0.077%(前営業日確報値0.077%)、最高レートは0.078%(0.078%)、最低レートは0.055%(0.050%)だった。
 【東京原油】ドバイ原油、大幅続落=WTI安が圧迫
 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は大幅続落。中心限月2024年9月きり(6番ぎり)の清算値は前日比1660円安の7万9500円。日中立ち会いは、17日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が需要減退観測を背景に下落した地合いを引き継ぎ、売り優勢で始まった。寄り後は、決め手となる材料が乏しく、ポジション調整の売り買いが中心となり、日中始値付近でもみ合った。
 【JPX金】NY安受け続落
 大阪取引所の金先物相場は続落。中心限月の2025年2月先ぎりの清算値は前日比12円安の1万1791円。日中立ち会いは、17日のニューヨーク金先物相場が早期の米利下げ期待後退を背景に下落した流れを受け、安く始まった。寄り後は、取引中のNY相場の下げ渋りを眺め、期先は下げ幅を縮めた。一方、前日先ぎりに対して大幅な逆ざやとなっていた期近はさや修正の動きが強まり、大幅安で終えた。
 【経済統計】
◆3月の首都圏マンション発売、前年比0.5%増=23年度は6.4%減―不動産経研
 【要人発言】
◆鈴木財務相=為替「行き過ぎた動き適切対応」―緊密な意思疎通確認・日米会談
 【ニュースから】
◆新潟水俣病、特措法対象外も救済=原因企業に賠償命令―国への請求は棄却・新潟地裁
◆国スポ見直し論が急浮上=各知事、人口減・財政難に悲鳴―地域ブロックごと開催案も
◆イラン制裁、ウクライナ支援を協議=G7外相会合が開幕(了)

時事通信

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最終更新:4/18(木) 19:26

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