本土前引け:3日ぶり小反発、景気対策を好感も一服感で利益確定売り

3/14 12:49 配信

トレーダーズ・ウェブ

 14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに小反発。前場終値は前日比0.01%高の3044.17ポイントだった。深セン成分指数は0.15%安の9590.11ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6265億1700万元だった。

 上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏へ切り返した。国務院(内閣に相当)が13日、大規模な設備更新と消費財の買い替えを後押しする新たな措置を公表したことを受け、景気対策の効果を期待する買いが先行。もっとも、新措置はすでに市場である程度織り込まれており、買い一巡後は一服感から利益確定売りが出た。中盤以降は前日終値を挟んでもみ合った。

 セクター別では、貴金属が全面高。製薬、医療サービス、自動車サービス、環境関連なども高い。半面、ゲーム、文化・メディア、航空・宇宙関連、インターネットサービスなどが下げた。

 上海B株指数は0.13%高の262.34ポイント、深センB株指数は0.01%安の1081.95ポイントだった。

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最終更新:3/14(木) 12:49

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