〔米株式〕NYダウ下落に転じる、265ドル安=ナスダックも安い(15日午後)

4/16 4:04 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】週明け15日午後のニューヨーク株式市場は、5営業日続落した後を受けて買い戻しが先行し、反発して始まった。ただ、ダウは午後には米長期金利の上昇や中東情勢悪化が再び意識され、マイナス圏へ沈んだ。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午後2時52分現在、前週末終値比265.44ドル安の3万7717.80ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は267.21ポイント安の1万5907.88。
 ダウは朝方5営業日続落した反動から、これまでに売り込まれた銘柄を中心に買い戻しが先行していた。ただ、その後は中東情勢の緊迫化が意識され、上値を削る展開。イランは13日夜から14日未明にかけ、在シリア大使館空爆への報復として、無人機やミサイルでイスラエルへの大規模攻撃に踏み切った。ただ、午後には米NBCが関係者の話として、イスラエルからイランへの反撃が「間もなく」開始されると報道し、米株は売りに転じた。米長期金利の上昇を背景に金利低下局面で恩恵を受けやすいハイテク銘柄を中心に売りも出た。(了)

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最終更新:4/16(火) 4:35

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