東証グロ-ス指数は大幅続落、主力中心に売り圧力の強い一日に/グロース市況

4/2 16:29 配信

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東証グロ-ス指数は大幅続落、主力中心に売り圧力の強い一日に

東証グロース市場指数:-24.58 ()
出来高:1億3822株
売買代金1850億円:
東証グロース市場250指数:-20.79 ()
出来高8424万株:
売買代金914億円:

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに大幅続落。値上がり銘柄数は83、値下り銘柄数は474、変わらずは13。 1日の米国市場はまちまち。ダウ平均は240.52ドル安(-0.60%)の39566.85ドル、ナスダックは17.37ポイント高(+0.11%)の16396.83、S&P500は10.58ポイント安(-0.20%)の5243.77で取引を終了した。先週末に発表されたPCE価格指数の結果を判断する動きにまちまちで寄り付いた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエルFRB議長が先週の講演で「利下げを急がない」とハト派姿勢を弱めたため年内の利下げ期待が後退し相場の売り圧力となりダウは終日軟調に推移。また、ISM製造業景況指数が予想以上に強い結果となったため長期金利の上昇が圧力となりナスダックはかろうじてプラス圏を維持。ダウは終盤にかけ下げ幅を拡大し、まちまちで終了。 米国株は高安まちまちのなか、東証グロース市場は小安くスタート。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに前日比小幅マイナスで取引を開始した後は、200日移動平均線や75日移動平均線を割り込んだことなどが影響し下げ幅を拡大。グロースコア20主力株が全て下落するなど売り圧力の強い地合いとなった。 個別では、情報戦略テクノロジー<155A>、グリーンモンスター<157A>、エルイズビー<145A>、イシン<143A>、シンカ<149A>など直近IPOの一角が総じて下落。時価総額上位銘柄では、JTOWER<4485>、ジーエヌアイグループ<2160>、弁護士ドットコム<6027>などが売られた。下落率上位銘柄では、フォトシンス<4379>がランクイン。 一方、直近IPO銘柄のソラコム<147A>が売買代金600億円超の大商いとなり大幅反発となったほか、カウリス<153A>、ダイブ<151A>、ジンジブ<142A>など直近IPO銘柄の一角が買われた。上昇率上位銘柄では、モンスターラボ<5255>、キャスター<9331>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、JTOWER、ジーエヌアイグループ、弁護士ドットコムのほか、ispace<9348>、MacbeeP<7095>の下げが目立った。

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最終更新:4/2(火) 16:29

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