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【日本株】2024年・春の「おすすめ10万円株」を紹介!インバウンドで業績絶好調の「ビックカメラ」や、配当利回り3.5%の成長株「JACリクルートメント」に注目

3/27 21:21 配信

ダイヤモンド・ザイ

 【2024年・春のおすすめ10万円株】アナリストのおすすめは、中国人客の増加で成長しそうな「ビックカメラ」と、3.51%の配当利回りも魅力の「JACリクルートメント」! 

●インバウンドで売上急増の「ビックカメラ」や、
配当利回りの高さも魅力の「JACリクルートメント」に注目! 
 日本株の売買単位は原則として「100株」だが、100株を買うために必要な最低投資額は、銘柄によって数千円~数百万円までバラつきがある。当然、株価が安くて最低投資額が低いほうが買いやすいが、株価が安い銘柄は業績が悪いなどの理由で不人気な場合が多く、注意が必要だ。とはいえ、なかには最低投資額が10万円台以下の「10万円株」でありながら、好業績で成長性が高い銘柄もある。

 そこで、ここでは10万円台以下で買えて、アナリストが業績や成長性をチェックしたうえで”強気”と評価している「10万円株」の2銘柄を紹介していこう(※最低投資額などの数字は、2024年3月4日時点。投資判断は今後3カ月に関するもので「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階。投資判断や分析コメントはアナリストなど16名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当)。

 最初に紹介するのは、3月4日時点で100株を13万円前後で買えるビックカメラ(3048)だ。

 ビックカメラの第1四半期の業績は、大幅な営業増益。品目別ではスマホや理美容家電が好調だった。インバウンド需要を取り込み、免税売上高の回復ぶりは順調そのもの。2023年11月には、単月の免税売上がコロナ前の2019年11月を超えている。しかも、国別の免税売上比率を見ると、2019年8月期は中国が65%を占めていたのに対し、前期は29%にすぎない。中国客の回復余地を残したまま業績回復を遂げている点は特筆すべき。来期にかけての成長期待が株価を押し上げるだろう。

 続いて紹介するのは、100株を7万円前後で買えるJACリクルートメント(2124)だ。

 JACリクルートメントはハイクラスの人材紹介を強みとする企業。企業の求人需要は高水準で、国内人材紹介、海外事業は増収となった。前期は売上高・各利益ともに2期連続で過去最高。業界別に見ると、米国で大手IT企業の大量解雇が続いていることもあり、IT業界は減速が警戒される。一方、生成AIの普及により電気・機械・化学業界で需要が見込まれるなど、IT以外は今期も2ケタの売上増加が期待できる。最高益更新への期待は大きい。配当面では、利益成長に伴い、安定的に増配基調を維持する方針。足元の利回りは3.51%と高水準だ。

ダイヤモンド・ザイ

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最終更新:3/27(水) 21:21

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