東京市場サマリー(2日)

4/2 19:06 配信

時事通信

 【東京株式】小反発=利食いで上値重く
 日経平均株価の終値は前日比35円82銭高の3万9838円91銭と小反発。東証株価指数(TOPIX)は6.77ポイント安の2714.45。プライム市場は、前日の下落による値頃感などから大型株の一角に買いが入って株価指数を下支えしたが、全体的には利益確定売りに押される銘柄が多く、上値の重い一日だった。17%の銘柄が値上がりし、81%が値下がりした。出来高は17億3605万株、売買代金は4兆4002億円。
 【東京外為】ドル、151円台後半=強い米経済指標で上昇
 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前日の米経済指標が強い結果となったことに支援され、1ドル=151円台後半に上昇した。東京時間も買いが優勢だったが、介入警戒感から152円の手前で上げ一服となった。午後5時現在は、151円67~68銭と前日(午後5時、151円33~34銭)比34銭のドル高・円安。ユーロは終盤、対円、対ドルで小高い。午後5時現在、1ユーロ=162円90~92銭(前日午後5時、163円23~25銭)、対ドルでは1.0740~0740ドル(同1.0785~0786ドル)。
 【東京債券】先物、小幅安=10年債入札は順調
 債券先物は小幅安。長期国債先物の中心限月2024年6月物は前日比09銭安の145円46銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債373回債は0.005%上昇の0.745%となっている。
 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.077%
 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均が0.077%(前営業日確報値0.077%)、最高レートは0.078%(0.078%)、最低レートは0.060%(0.055%)だった。
 【東京原油】ドバイ原油、WTI高受け4日続伸=寄り後もじり高
 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は4営業日続伸。中心限月9月きり(6番ぎり)の清算値は、前日比650円高の7万7790円。日中立ち会いは、1日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が、米中の需要回復期待で上昇したため、高寄りした。その後も取引中のWTIがサウジアラビアの値上げ観測などで堅調に推移したため、じり高となり、おおむね日中の高値で終了した。
 【JPX金】NY安受け6日ぶり小反落
 大阪取引所の金先物相場は6営業日ぶりに小反落。清算値は、中心限月の2025年2月先ぎりが前日比7円安の1万1002円。日中立ち会いは、取引中のニューヨーク金先物相場が前日のJPX市場の終了時点を下回って推移しているのを眺めた売りに、下落して始まった。午後には一時プラス圏を回復したが続かず、終盤は再びマイナス圏に沈んだ。
 【経済統計】
◆1~3月のM&A、過去最多の1144件=企業、収益力向上狙い事業見直し―レコフ
 【要人発言】
◆鈴木財務相「為替、行き過ぎた動きに対しあらゆる手段排除せず対応」
◆松本総務相「必要あれば追加的措置も」=LINEヤフー報告書受け
 【ニュースから】
◆経産省、ラピダスに5900億円=半導体で追加支援
◆イオン北海道、西友9店舗を買収=170億円で(了)

時事通信

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最終更新:4/2(火) 19:26

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