エヌビディアが反発　台湾ＴＳＭＣの設備投資計画を好感＝米国株個別

（NY時間13:08）（日本時間02:08）
エヌビディア　849.47（+9.12　+1.08%）

　きょうもＩＴ・ハイテク株は上値の重い展開を見せており、ナスダックは上値を抑えられているが、そのような中、エヌビディアが反発している。本日はアジア時間に台湾のＴＳＭＣが決算を発表していたが、人工知能（ＡＩ）需要が持続的に伸びるとの期待を高めている。

　ＴＳＭＣはエヌビディアやアップルを主要顧客に持っているが、ＰＣやスマホの販売低迷で今年の半導体市場見通しを引き下げていたが、ＡＩの見通しには強気で設備投資計画も据え置いていた。エヌビディアが最大の牽引役となっているものと見られている。

　アナリストからは「エヌビディアの短期的な成長予測と競争上の位置付けは、ＴＳＭＣの最近の業績における堅調なＡＩ成長のコメントによって検証され、そのまま維持される可能性が高い」とのコメントも出ていた。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース（minkabu PRESS）