後場コメント No.2 日本ハム、日機装、住友林、エコナビスタ、テックファーム、アトラエ
★12:51 イートアンドHD-反発 大阪王将のベーカリーをアジアに出店=日経
イートアンドホールディングス<2882>が反発。16日付の日本経済新聞朝刊は、同社のベーカリー店事業子会社アールベイカーが、2026年2月期までにアジアへ海外1号店を出店すると報じた。
記事によると、アジア向けの新型店を開発するという。アールベイカーは国産のコメを使ったパンが強み。ギョーザ店はすでに台湾などに展開しているが、パンを海外成長の第2の柱とするとしている。
★12:53 日機装-大和が目標株価引き上げ さらなる利益率改善に期待
日機装<6376>が底堅い。大和証券では、さらなる利益率改善に期待。レーティングは「3(中立)」を継続し、目標株価を900円→1000円に引き上げた。
同社の24.12期上期営業利益は、LNG燃料ポンプ製品などを扱うCE&IGグループの販売前倒しなどもあり収益が順調に推移したこと、円安効果などにより上期会社計画を上回った。大和では、同社の今期予想営業利益率は3%台だが、工業部門中心に受注・収益は堅調であり、今後はさらなる利益率の改善に期待としている。
★12:57 住友林業-続落 森林火災をAIで抑制 インドネシアで=日経
住友林業<1911>が続落。15日付の日本経済新聞朝刊は、同社がインドネシアの熱帯泥炭地を林業が可能な土地に再生する事業を始めたと報じた。
記事によると、AIが地下水位を予測し、治水設備を制御して土地が乾燥しないようにする。熱帯泥炭地は荒廃すると森林火災が起きやすいという。火災を抑制してCO2の放出を減らす。将来的には炭素クレジット(排出枠)を生み出し、販売をめざすとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★13:02 エコナビスタ-大幅安 3Q累計営業益1.5%増 通期計画達成も予想据え置き
エコナビスタ<5585>が大幅安。同社は13日、24.10期3Q累計(11-7月)の営業利益は4億2900万円(前年同期比1.5%増)だったと発表した。通期の会社計画は4億2900万円。
ライフリズムナビ案件の受注が予定通り推移したことで、増収増益となった。事業性質上2Q偏重型の収益構造となっているが、平準化の推進などにより3Qも黒字となった。4Qに関しても営業黒字を見込むとしている。
なお、通期の見通しを据え置いたこともあり、株価は失望売りが優勢となっている。
★13:05 テックファーム-後場下げ幅縮小 「感情推定」を可能とするアバターシステム開発
テックファームホールディングス<3625>が後場下げ幅縮小。同社は17日13時に、傘下のテックファームが、デジタルヒューマンと生成AIを組み合わせた「感情推定」を可能とするアバターシステムを開発したと発表した。
AI研究の一環として進めてきた「人のコンディションの可視化」を応用したもので、感情推定ができるコミュニケーションアバターを作成し対人コミュニケーションに利用することで、福祉・医療・教育・エンターテインメントなど様々な分野での導入、幅広いシーンでの活用を想定するとしている。
★13:08 アトラエ-後場プラス転換 通期営業益を上方修正 増配も発表
アトラエ<6194>が後場プラス転換。同社は17日13時、24.9期通期の連結営業利益予想を従来の14.0億円から15.1億円(前期比58.6%増)に上方修正すると発表した。
Greenの広告宣伝投資を含め、投資効率を重視したコストコントロールを継続的に実施したことを踏まえた。
併せて、24.9期の期末配当予想を20円から21円(前期末は無配)に上方修正することも発表した。年間配当予想も同額となる。
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最終更新:9/17(火) 15:00