明日注目すべき【好決算】銘柄 日エンター、キユーピー、安川電 (5日大引け後 発表分)

4/7 11:00 配信

株探ニュース

 4月5日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 日エンター <4829> [東証S]  ★今期経常を32%上方修正、配当も1円増額
 ◆24年5月期の連結経常利益を従来予想の2億2000万円→2億9000万円に31.8%上方修正。増益率が15.8%増→52.6%増に拡大する見通しとなった。企業のDX推進によるIT関連需要の拡大でシステム開発サービスが増勢に推移しているうえ、キッティング支援などのビジネスサポートサービスも伸びる。広告宣伝費を中心とした販管費の削減も利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の2円→3円(前期は2円)に大幅増額修正した。

 キユーピー <2809> [東証P]  ★今期経常を21%上方修正
 ◆24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の連結経常利益は前年同期比4.6倍の88.4億円に急拡大して着地。併せて、通期の同利益を従来予想の267億円→322億円に20.6%上方修正。増益率が30.3%増→57.1%増に拡大する見通しとなった。
  海外の成長や国内高質化の取り組みに加え、食油や鶏卵といった主原料高騰の影響が想定より改善することなどが要因。

 東海ソフト <4430> [東証S]  ★今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額
 ◆24年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の9億円→10億円に11.1%上方修正。増益率が4.3%増→15.9%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。製造・流通及び業務システム関連事業におけるソフトウエア開発需要が高水準で推移しているうえ、民生・産業機器に係る組込み関連開発の需要も活発な状況にあることが上振れの背景。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→45円(前期は30円)に増額修正した。

 トーヨアサノ <5271> [東証S]  ★前期経常を21%上方修正
 ◆24年2月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→9.1億円に21.5%上方修正。増益率が3.6倍→4.4倍に拡大する見通しとなった。工事の進捗遅れで売上高は計画を下回ったものの、基本的な収益改善策の積み重ねによって利益は上振れする。

 安川電機 <6506> [東証P]  ★今期最終は7%増で2期ぶり最高益、4円増配へ
 ◆24年2月期の連結最終利益は前の期比2.1%減の506億円になったものの、続く25年2月期は前期比6.5%増の540億円と2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は半導体・電子部品市場の投資再開や製造業における自動化・省力化投資の回復に伴う需要を的確に捉え、増収増益を計画する。
  併せて、今期の年間配当は前期比4円増の68円に増配する方針とした。

 トーセイ <8923> [東証P]  ★12-2月期(1Q)最終は46%増益で着地
 ◆24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の連結最終利益は前年同期比45.7%増の64.3億円に拡大して着地。不動産開発事業で物流施設「T's Logi青梅」、商業施設「T'S BRIGHTIA自由が丘」を売却したことが収益を押し上げた。

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:4/7(日) 20:10

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