前場コメント No.8　ＩＤＥＣ、日本一Ｓ、ミスミＧ、バルテスＨＤ、日立造、ダイドリミ

★9:44　 ＩＤＥＣ－続伸　通期営業益を下方修正も悪材料出尽くし
　ＩＤＥＣ<6652>が続伸。同社は22日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の86.5億円から62.0億円（前期比55.9％減）に下方修正すると発表した。

　世界的な需要の減速や金融引き締め政策などを背景に受注環境はより厳しく、主に日本・米州などの主要市場において、前回の想定以上に売上高が減少する見込みであることを踏まえた。
　
　なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★9:45　 日本一ソフトウェア－5日ぶり反発　未定だった通期営業益は50％減
　日本一ソフトウェア<3851>が5日ぶり反発。同社は22日、未定としていた24.3期通期の連結営業利益予想を3.7億円（前期比50.1％減）にすると発表した。

　同社は、国内販売本数20万本をかかげて新体制構築を最優先で行うために、事業環境に応じて流動的に資産・資源の投入を行う目的で24.3期の業績予想を未定としていたが、現時点において入手可能な情報をもとに合理的な算定が可能となったことから、業績予想を開示したとしている。
　

★9:46　 ミスミＧ－大幅続落　2月度の売上高1.1％減
　ミスミグループ本社<9962>が大幅続落。同社は22日、2月度の連結売上高は295億9600万円（前年同月比1.1％減）だったと発表した。24.3期の4-2月累計では3337億4300万円（前年同期比1.5％減）となった。

★9:48　 バルテス－大幅に4日続落　中期経営計画の公表時期を延期　本決算と同時に
　バルテス・ホールディングス<4442>が大幅に4日続落。同社は22日、24.3期下期に予定していた中期経営計画の公表を延期すると発表した。

　5月14日に本決算と併せて公表する。同社は下期以降、プロジェクトマネージャー（PM）層、営業人員の不足および事業拡大にともなう営業キーマンへの負担増などのボトルネックが発生している。

　中計公表にあたっては、前述のボトルネックに対する解消施策をより詳細に説明したうえで、同施策の具体的進ちょく状況を株主に正確に伝える必要があると判断した。進ちょくに関しては今期4Q（1-3月）の情報を含むため、これらを踏まえて本決算発表と併せて報告するとしている。

★9:48　 日立造船－新高値　レオスが大株主に浮上　保有割合5.73％
　日立造船<7004>が新高値。同社について、レオス・キャピタルワークス<7330>が大株主に浮上した。3月22日受付分の大量保有報告書（5％ルール）で判明した。保有割合は5.73％となっている。

★9:51　 ダイドーリミテッド－5日続伸　500万株の自己株を消却　割合は14.0％
　ダイドーリミテッド<3205>が変わらずを挟み5日続伸。同社は22日、500万株の自己株を消却すると発表した。

　消却予定日は3月29日。消却前の発行済株式総数に対する割合は14.0％となる。