29日のドル・円スポット取引高は12兆円、2016年以来の大きさ-CME

5/1 1:56 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 29日の円スポット取引は2016年11月以来の活況ぶりだったと、規制された通貨取引市場としては世界最大のCMEグループが明らかにした。

CMEの代表が電子メールで質問に回答したところによると、同社のEBSスポット取引プラットフォームでドル・円は770億ドル(約12兆1300億円)余りが取引された。前週末26日の310億ドルから急増したことになる。29日の取引の大半に当たる約637億ドルは、ロンドン時間午前9時より前に行われた。

29日は円が34年ぶり安値水準から急反発し、大きく変動した。日本銀行の当座預金残高の見通しからは、2022年以降初めてとなる当局の介入があったことが示唆される。ブルームバーグの分析によると、介入規模は約5兆5000億円に上る。

CMEが18年に買収したEBSは、円とユーロ、スイス・フランの対ドル取引が最も多く行われる市場。

原題:Yen Spot Volumes Were Highest Since 2016 on Monday, CME Says(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

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最終更新:5/1(水) 1:56

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