<新興国eye>トルコ1月経済信頼感指数、サービス・建設は改善、小売は悪化―稼働率3カ月ぶり低水準

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 トルコ統計局が26日発表したサービス業と小売業、建設業の経済状況を示す1月セクター別経済信頼感指数(季節調整後)は、サービス業(全体指数)が前月比1.3%上昇の113.8と、前月(12月)の同0.4%上昇に続き、3カ月連続で改善、3月(114.4)以来10カ月ぶりの高水準となった。

 サービス業のサブ指数は、過去3カ月間の景況感(遅行指数)が前月比1.6%上昇の113.1と、前月の同0.6%低下から改善に転じた。過去3カ月間の需要(遅行指数)も同3.4%上昇(前月は1.8%低下)の112.3と、改善した。ただ、今後3カ月間の需要見通し(先行指数)は同0.9%低下(同3.7%上昇)の115.9と、悪化に転じ、11月(112.8)以来、2カ月ぶりの低水準となった。

 小売業は前月比2.4%低下(前月は1.1%上昇)の112.6と、6カ月ぶりに悪化、9月(109.2)以来、4カ月ぶりの低水準となった。サブ指数のうち、過去3カ月間の販売活動は同4.1%低下(同2.4%上昇)の123.9と、4カ月ぶりに悪化、10月(123.2)以来、3カ月ぶりの低水準。対照的に、今後3カ月間の販売見通しは同1.8%低下(同2.1%低下)の121.5と、2カ月連続で悪化、7月(114.8)以来、6カ月ぶりの低水準となった。商品在庫は同0.9%低下(同3.5%上昇)の92.5と、悪化に転じ、在庫過剰感が高まった。在庫指数の「上昇」は在庫減、反対に指数の「低下」は在庫増を示す。

 対照的に、建設業は前月比1.5%上昇(前月は0.5%低下)の85.7と、改善に転じ、9月(88.3)以来、4カ月ぶりの高水準となった。サブ指数の受注残は同2.7%上昇(同1.9%上昇)の80.7と、3カ月連続で改善、9月(81.7)以来、4カ月ぶりの高水準。他方、今後3カ月間の雇用見通しは同0.4%上昇(同2.5%低下)の90.8と、改善に転じ、11月(92.7)以来、3カ月ぶりの高水準となっている。

 経済信頼感指数はゼロから200までの間で算出され、判断の分かれ目は100。100を超えると「楽観的な見通し」、100を下回ると「悲観的な見通し」を示す。21年1月統計から指数の算定基準(調査対象など)が変更された。

 また、トルコ中銀が先週(22日)発表した1月の製造業設備稼働率(季節調整前)は74.1%と、前月(12月)の74.4%を下回り、9月(74.0%)以来、3カ月ぶりの低水準。1年前の74.6%やコロナ禍前の20年1月の75.5%を下回っている。コロナ禍が最も厳しかった20年4月は61.6%と、09年4月の61.2%以来11年ぶりの低水準に落ち込んでいる。

 設備稼働率のうち、最も高かったのは、中間財の75.2%(前月は75.3%)。次いで、非耐久財が72.4%(同72.7%)、投資財は71.5%(同71.7%)、消費財は71.2%(同72.0%)、耐久財は68.5%(同65.5%)となり、耐久財を除き、すべてが前月を下回った。

 季節調整後(SA)の製造業設備稼働率も1月は74.4%と、前月(74.2%)を上回ったが、前年(74.8%)を下回っている。

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最終更新:1/28(水) 8:44

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