3月8日のNY為替概況

3/9 5:10 配信

フィスコ

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円45銭へ上昇後、146円49銭まで下落し、引けた。

米2月雇用統計が労働市場のひっ迫緩和を示しFRBの利下げ観測が一段と強まった。また、日銀の3月マイナス金利解除観測も強まり、日米金利差縮小観測に、円買い、ドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.0921ドルまで下落後、1.0981ドルまで上昇し、引けた。ビルロワドガロー仏中銀総裁が4月の利下げの可能性にも言及するなど、欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測にユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は、161円23銭へ強含んだのち後、160円73銭へ反落。日欧金利差縮小観測にユーロの上値が限定的となった。

ポンド・ドルは1.2829ドルから1.2894ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8864フランへ上昇後、から0.8839フランまで下落した。

【経済指標】
・米・2月失業率:3.9%(予想:3.7%、1月:3.7%)
・米・2月非農業部門雇用者数:+27.5万人(予想:+20.0万人、1月:+22.9万人←+35.3万人)
・米・2月平均時給:前年比+4.3%(予想:+4.3%、1月:+4.4%←+4.5%)



《KY》

フィスコ

最終更新:3/9(土) 5:10

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