東証グロ-ス指数は6日ぶり反発、値ごろ感から買い優勢の地合いに/グロース市況

3/29 16:55 配信

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東証グロ-ス指数は6日ぶり反発、値ごろ感から買い優勢の地合いに

東証グロース市場指数:+13.76 ()
出来高:1億3120株
売買代金1909億円:
東証グロース市場250指数:+11.66 ()
出来高6734万株:
売買代金857億円:

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに6日ぶりに反発。値上がり銘柄数は390、値下り銘柄数は156、変わらずは23。 28日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は47.29ドル高(+0.12%)の39807.37ドル、ナスダックは20.06ポイント安(-0.12%)の16379.46、S&P500は5.86ポイント高(+0.11%)の5254.35で取引を終了した。先週分新規失業保険申請件数が予想外に減少、10-12月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に上方修正されるなど良好な結果を受けて、ダウは上昇も、金利の上昇でハイテクは下落し、まちまちで寄り付いた。連休を控えた調整が続き、終日売り買いが交錯したがダウは強い経済への期待を受けた買いが支え底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。ナスダックは金利高が警戒されプラス圏を維持できず、まちまちで終了した。 米国株は高安まちまちだったものの、東証グロース市場は値ごろ感から買い優勢で取引を開始した。売買代金自体は膨らまなかったが、直近IPO銘柄を中心に投資家の売買は活発。東証グロース市場指数、東証グロース250指数ともに5日続落となっていたことで、値ごろ感も意識されしっかりとした一日となった。 個別では、直近IPO銘柄のソラコム<147A>、トライアルホールディングス<141A>が引き続き買われ大幅高となった。時価総額上位銘柄では、ウェルスナビ<7342>、BASE<4477>が上昇。上昇率上位銘柄では、Birdman<7063>、ファンデリー<3137>、ネットスターズ<5590>がランクイン。 一方、情報戦略テクノロジー<155A>、イシン<143A>、ダイブ<151A>、シンカ<149A>など直近IPOが総じて下落。時価総額上位銘柄では、カバー<5253>、トライト<9164>が下落。下落率上位銘柄では、フィードフォースグループ<7068>、エネチェンジ<4169>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、ウェルスナビ、BASEのほか、ジーエヌアイグループ<2160>、GENDA<9166>が上昇。 なお、本日グロース市場に上場したグリーンモンスター<157A>の初値は公開価格を73.5%上回る1700円。一方、マテリアルグループ<156A>の初値は公開価格を8.1%下回る1085円となった。

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最終更新:3/29(金) 16:55

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