前場コメント No.1　小林製薬、日光電、石原産、西華産、シンカ、ワシントンホテル

★9:00　 小林製薬－売り気配　「紅麹」摂取で新たに1人死亡　厚労省明らかに＝各紙
　小林製薬<4967>が売り気配。同社の紅麹を使ったサプリメントで健康被害の報告が相次いでいる問題で、厚生労働省は新たに1人が死亡し、106人が入院したことを明らかにしたと各紙が伝えた。

　27日配信のテレ朝ニュースによれば、厚労省は「被害は増えていく可能性がある」との見方を示しており、同日午後に関係省庁で連絡会議を開き、対応を協議するという。因果関係は不明だが、これまでに摂取した人が腎疾患で死亡し、死亡事例は合わせて2人になったとしている。

★9:00　 日本光電－小動き　退職給付制度改定益40億円を特別利益に計上見込む
　日本光電工業<6849>が小動き。同社は26日、退職給付制度の改定に伴い退職給付制度改定益40億円が発生する見込みだと発表した。24.3期4Qに特別利益に計上する予定としている。

★9:00　 石原産業－買い気配　ＭＩ２が大株主に浮上　保有割合5.06％
　石原産業<4028>が買い気配。同社について、ＭＩ２（東京都渋谷区）が大株主に浮上した。3月26日受付分の大量保有報告書（5％ルール）で判明した。同社と共同保有者である村上貴輝氏の保有割合は5.06％。状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うとしている。

★9:01　 西華産業－買い気配　通期営業益を上方修正　増配も発表
　西華産業<8061>が買い気配。同社は26日、24.3期の連結営業利益予想を従来の45.0億円から53.0億円（前期比14.3％増）に上方修正すると発表した。

　同社単体において追加工事や納期前倒しの案件が積み上がったこと、また主要国内外子会社において従来予想を上回る業績見通しとなったことなどを踏まえた。

　併せて24.3期通期の期末配当予想を60円から90円（23.3期末は55円）に上方修正すると発表した。年間配当予想は150円（前期は90円）となる。
　

★9:01　 シンカ－買い気配スタート／東証グロース上場　寄り前は1452円
　コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」の開発・販売などを行うシンカ<149A>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格1320円の買い気配で始まり、差し引き約15万株の買い越し。直前の寄り前気配は1452円前後だった。

　主幹事はＳＭＢＣ日興証券で、公開株数は71万3000株。コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」（会話クラウドの略）を開発、販売している。自動車販売業界や不動産業界、医療介護業界など顧客との継続的な関係性を重視する業界が主なターゲット。

★9:01　 ワシントンホテル－売り気配　通期営業益を下方修正　売り上げ減少が響く
　ワシントンホテル<4691>が売り気配。同社は26日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の17.0億円から14.0億円（前期比53.2％減）に下方修正すると発表した。

　不要不急の経費の抑制に努めたものの、売り上げ減少の影響が大きく、当初想定を下回る見込みとなった。